
NHKで3年間にわたって放送されているスペシャルドラマ『坂の上の雲』が12月25日で完結します。
今年は日本が震災・原発事故の被害を受けて、国民全体の気持ちが沈みぎみですが、ドラマのなかで活躍している明治の日本人の姿を観ていると平成の私達も「精一杯いきなければ」と励まされる気がしますね。
そんな『坂の上の雲』ですが、このドラマのなかで本木雅弘さん演じる「日本海軍きっての名参謀」といわれる秋山真之(あきやま・さねゆき)が相当な"スピリチュアル男児"だったことをご存知でしょうか。
ドラマのなかでの真之は「智謀に長けた参謀」として描かれています。彼は破天荒な性格でどのようなことにも探究熱心だったそうで、その探究心が名参謀を作り出したといっても過言ではありません。
そして、その探究心は彼自身の「スピリチュアルな探究」に対しても働いていました。彼は海軍兵学校教官をしていた頃から宗教研究、特に仏教・日蓮宗の勉強会「天晴会」で経典研究を行っていたことが知られています。
日露戦争終了後は、その探究心に熱が入り「霊力研究」「心霊研究」にも及ぶことになりました。
今で言えば「霊力研究」は「レイキやスピリチュアル・ヒーリングのような霊的治療能力の真偽」であり、「心霊研究」は「チャネリングや交霊術に出現する霊的存在の真実性を究明すること」でした。
真之は、日本のスピリチュアル界ではとても有名な人々とのつながりも数々持っています。江原啓之さんが推薦するスピリチュアリズム古典『小桜姫物語』の著者で日本の心霊研究第一人者・浅野和三郎(あさの・わさぶろう)、復古神道系の霊能者として著名な出口王仁三郎(でぐち・おにさぶろう)、川面凡児(かわつら・ぼんじ)など、明治・大正・昭和を代表する錚々たる人物達に接触し「真理の探究」を行っていたんです。
どんなことでも究めたいと思う気概がある真之の探究は、神道、仏教にこだわらず心霊(スピリチュアル)の領域までに及んでいたんですね。彼は49歳と早くに亡くなります。ですが最終的には仏教に落ち着き、死の床では「般若心経」を唱え亡くなられたそうです。
「真理の探究者」であった真之を私達も見習いたいところです。
(Teru Sun)




















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