まずはこれを覚えるべし! 新人時代に叩き込まれるビジネスマナー

写真拡大

社会人になると、身に付けていないと恥ずかしいマナーがいろいろあります。これから就職する学生にとっては、実際に職場でどんなマナーが必要とされるのか、ちゃんと実践できるのか、気になるところですね。そこで、社会人の先輩に、新人時代にどんなマナーを叩き込まれたのか、教えてもらいました。

【あなたが、新人時代に叩き込まれたマナーは?】(複数回答)
・あいさつ......56%
・電話対応の仕方......48%
・来客や訪問の際のマナー......26%
・敬語の使い方......21%
・上司や先輩に対するマナー......21%
・接待のマナー......14%

「あいさつ一つで印象が変わると言われた」など、まずは王道ですが、あいさつを指導する職場が多いようです。次いで多かった電話応対は、新人が最初にやらされる仕事の代表格。きちんとした言葉遣い、臨機応変に的確な受け答えという社会人としての基本スキルを、実践を通して学ぶということですね。

【具体的に、どんなことを叩き込まれましたか?】
・「ほっぺにタコ焼きを作り(頬を上げるという意味)、明るい声で元気よくあいさつすること」(男性/社会人5年目/その他)
・「電話では声のトーンを上げる」(女性/社会人9年目/商社・卸)
・「お茶を茶托に乗せたまま運んでいたら、茶托にお茶がこぼれていて注意された」(女性/社会人1年目/団体・公益法人・官公庁)
・「電子メールの文面を、言い回しから『てにをは』に至るまで、逐一、修正された」(女性/社会人1年目/電力・ガス・石油)
・「封書の宛名の書き方。「××会社御中 ○○部長様」と書く人が多くて、一時問題になりしばらく仕事前の早朝にマナーの勉強会が続いた」(女性/社会人5年目/小売店)

「電話は1コールでとる」、「語尾を伸ばさない」、「あいさつは大きな声で」など、あいさつや電話応対に関するものが多く挙げられました。共通しているのは「相手に好感を与えること」。そのための言葉遣いやおじぎの仕方など、さまざまな具体的なノウハウを教わっているようです。

【マナーを身に付けるのに、苦労したことや工夫したことを教えてください】
・「はじめは社員の顔を覚えられず、同じ人に何度もあいさつしてしまい怒られた」(女性/社会人3年目/医薬品・化粧品)
・「洗面所の鏡を見る度にニッコリ。第三者が見たら怪しかったと思う」(男性/社会人10年目/機械・精密機器)
・「電話応対で、早口の人や何を言っているのか分からない人が多く、聞き返せず泣きそうになったこともあった」(女性/社会人5年目/団体・公益法人・官公庁)

学生時代は知らない人と電話で話す機会も少ないので、ほとんどの人が電話の応対には苦労している様子。でも、「数をこなすと慣れてきた」というコメントも多く、最初は怖くても、積極的にチャレンジするのが上達のコツとも言えます。あいさつは、「部活動で習慣があったので苦にならなかった」という人も。学生時代から、意識的に元気よくあいさつする癖を付けておくと役に立つかもしれません。

新人時代にマナーがよく分からずに恥をかくのは、誰もが通る道です。先輩や上司の「愛のムチ」に落ち込むことなく、注意されたことを一つひとつ直していけば大丈夫。社会人のマナーが身に付いた頃には、自信を持って仕事に取り組めるようになっているはずです! 一人前の社会人を目指してまずは、とびきり大きな声で先輩社員にあいさつしてみては?
[文●永井祐子(エフスタイル)]

調査期間:2011/10/21
アンケート対象:COBS ONLINE 会員
有効回答数300件(ウェブログイン方式)