セレブの中にも、親近感のわくセレブと、わかないセレブがいる。どのセレブに親近感がわくかは、もちろん個人差があるはずだけど、パパラッチされる私服のサラ・ジェシカ・パーカーほど親近感を覚えるセレブは少ないのではないだろか。

『セックス・アンド・ザ・シティ』でハイブランドの服を着こなすキャリー・ブラッドショーとしてではなく、素の状態のサラからは、非常にリラックスした雰囲気が伝わってくる。そんなサラが、『The Sunday Telegraph』誌の日曜版についてくる「Stella Magazine」のインタビューに答え、地に足の着いたファッション観や、生活の優先順位について語った。

「素早く着ることができる服で、息子が恥ずかしがらないような服だったら何でもいいわ。年齢に合った服を着ていたいし、自分のルックスにはかなり現実的なタイプなの」

夫で俳優のマシュー・ブロデリックとの結婚は14年あまりとなり、今は3人の子供の母でもあるサラには、ファッションのほかにも考えなくてはならないことがたくさんある。

「ファッションとかルックスの心配だけしていることができたら、どれだけ素晴らしいでしょうね。でも、私がいつも気にかけるのは子供のこと、彼らが健康であること、そして夫が健康であることなの。どんな仕事が舞い込むかも考えるわ、クリエイティヴに満足できるか、この先もどうやって仕事をしていくか、はたしてそれがうまくいくかってこともいつも考えているの」

キャリー・ブラッドショーのことを話すのは今でも最高に楽しいわ、と今年の初めにABCの取材で語っていたサラ。しかし、実際にはキャリーの愛していたマノロの靴も、オスカー・デ・ラ・レンタのドレスも普段は着ないのだ。彼女から感じる親近感は、サラのリラックスしたファッションからきているのかもしれないが、それは「自分が大切に思っているものを大事にできている限り、何を着たっていいじゃないの」という自信があるから可能になった、一風変わったセレブ・ファッションといえるだろう。

サラ・ジェシカ・パーカーのファッション・スタイル