「ファッション関係のCMはオリジナル性に欠けるし、つまらない」と思っている方に朗報! 果たして、オスカー女優のマリオン・コティヤールが広告塔を務める、クリスチャン・ディオールのハンドバッグ「L.A.dy Dior(レディ・ディオール)」のショートフィルム仕立てのCMはどうだろうか。

今回の新作CMでは、映画監督のジョン・キャメロン・ミッチェルが製作を担当。彼は『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』や『ショートバス』、そして日本でも11月に公開されたニコール・キッドマン主演映画『ラビット・ホール』の監督としても知られる。彼は以前にも、マリオンが出演するディオールのCMを撮っていた。

マリオンはこの中で、ハリウッドで売出し中の若手女優マルゴーを熱演。舞台はもちろんハリウッドで、グレーのスーツに身を包んだやり手のエージェントや、シャンペンのがぶ飲み、ゲイのヘアドレッサー、無謀な要求をしてくるフォトグラファーといった、ロサンゼルスではおなじみのあれこれも登場している。

6分19秒とちょっと長い(実質的には5分)ですが、マリオンの名演技をどうぞ。彼女の暴走ぶりが楽しめ(?)ます!

マリオン・コティヤール in 「L.A.dy Dior The Film」(6分19秒)


メイキング・オブ・「L.A.dy Dior The Film」(2分33秒)
ジョン・キャメロン・ミッチェル監督「ディオール Meets コメディーって感じ?」
マリオン「ディオールの人たちも映像を見て笑っていたわよ」