年末年始に読む本を探している、どんな本が面白いのか分からない。プレゼントとして本を贈りたい…。そんなときに注目して欲しいフェアが、角川書店から展開されている。
 「決定!みんなが選んだ発見!角川文庫」は、角川文庫から出版されている文庫本の中からベスト10を選んだものだ。

 総合1位に輝いたのは有川浩さんの『図書館戦争』。検閲社会の中で本と表現、そして恋を守る者たちを描くラブコメ要素たっぷりのエンターテインメント小説は、若年層を中心に人気を博している。2012年初夏には映画も公開される予定だ。
 2位はミステリ小説の代表的存在である東野圭吾さんの『さまよう刃』。もし自分の子どもが殺されたら、復讐するか? 衝撃の社会派サスペンス。
 そして3位は、森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』。第20回山本周五郎賞を受賞、2007年本屋大賞2位にも選ばれた、いわば「さえない男性」のバイブル的な恋愛ファンタジーだ。

 また総合ベスト10の他に、シチュエーション別にもそれぞれ1位が発表されている。
 「贈りたい」部門第1位は相田みつをさんの『一生感動一生青春 相田みつをザ・ベスト』。心に染み渡るエッセイで、読者の心を元気にしてくれる一冊だ。「何度も読みたい」部門1位には筒井康隆さんの『時をかける少女』が選出。幅広い世代に愛される日本SF界屈指の名作が堂々の1位を獲得した。

 年末年始にかけて読む本がまだ決まっていない、せっかく読むのだから外したくないという人はこの「ベスト10」を参考にしてみてはどうだろうか。現在このフェアは書店などを中心に展開中。探している本がきっと見つかることだろう。
(新刊JP編集部)

▼「決定!みんなが選んだ発見!角川文庫」ベスト10
1位 『図書館戦争』有川浩
2位 『さまよう刃』東野圭吾
3位 『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦
4位 『テンペスト』池上永一
5位 『グラスホッパー』伊坂幸太郎
6位 『心霊探偵八雲』神永学
7位 『ブレイブ・ストーリー』宮部みゆき
8位 『GOSICK―ゴシック―』桜庭一樹
9位 『万能鑑定士Qの事件簿』松岡圭祐
10位 『僕とおじいちゃんと魔法の塔』香月日輪

▼部門別ベスト1
「好きな作家」部門/東野圭吾さん
「大学生が選んだ」部門/『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦
「高校生が選んだ」部門/『GOSICK―ゴシック―』桜庭一樹
「元気が出る」部門/『僕とおじいちゃんと魔法の塔』香月日輪
「贈りたい」部門/『一生感動一生青春 相田みつをザ・ベスト』相田みつを
「イッキ読み」部門/『ジョーカー・ゲーム』柳広司
「何度も読みたい」部門/『時をかける少女』筒井康隆



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