従軍慰安婦の少女の像、韓国日本大使館の目の前に設置される

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市民団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」(挺対協)は14日、旧日本軍の慰安婦問題を解決するため開催している「水曜集会」が1000回を迎えたのを記念し、ソウルにある日本大使館の目の前に平和記念碑を設置した。

記念碑の設置は、元慰安婦たちの名誉と人権回復を願う挺対協が計画したもの。高さ120センチほどのブロンズ像で、10代後半くらいの少女が椅子に座っている形をしている。

説明によると、椅子に座っているのは、「日本軍の性奴隷の犠牲になった被害者が連行される当時の姿」で、地面にタイルで描かれた黒い影は、辛い過去を抱くハルモニ(おばあさん)たちの姿を表しているのだという。

記念碑設置をめぐっては、日韓両政府の間で攻防戦が繰り広げられてきた。8日には藤村修官房長官が、「平和碑設置が日韓の外交活動に否定的な影響を与えてはいけない」と慰安婦平和碑の設置をやめるよう、改めて韓国側に求めた。だが、韓国政府は市民団体の事業に政府は関与しないとの立場を示し、中止命令は出していない。そしてついに14日、少女のブロンズ像が大使館前に設置された。

少女の視線の先には、ちょうど茶色の外壁をした日本大使館がある。挺対協のユン・ミヒャン代表は、「日本政府が平和碑を見て不便な感情を感じたなら、それは自らの過ちを認識しているということ」とし、「日本政府は平和碑の設置を中止させるのではなく、水曜集会を中止させるために従軍慰安婦問題について法的、行政的な解決策を示すべきだ」と発言している。

参照:[写真]日本大使館を望む「慰安婦平和碑」 - マネートゥデイ
参照:慰安婦水曜集会1000回、日本大使館前に平和碑建設 - トゥデイコリア

(文:林由美)

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