日本代表監督が贈る、壁にぶつかったときのアドバイス

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 2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック日本代表監督として指揮をとり優勝、現役時代は世界記録となる通算本塁打756本を放った「世界の王」こと王貞治氏。1998年のワールドカップ・フランス大会、2010年のワールドカップ・南アフリカ大会で日本代表を率いた監督「岡ちゃん」こと岡田武史氏。
 野球とサッカー。土俵は違えど、同じ日本代表の監督として、世界の大舞台で結果を求められ、日本中の期待を背負い、とてつもなく大きなプレッシャーと闘った二人の信念とは?

 『人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ』(幻冬舎/刊)では、王氏、岡田氏が対談方式で若い世代に向けて、生きていく上で大切なこと、人生の試練の意味を教える。

 スポーツでも勉強でも仕事でも何か壁にぶつかることは、誰しもあるだろう。2010年のワールドカップ前の代表合宿である若手選手が壁にぶつかった時、岡田氏は

「一直線にうまくなったやつなんていないぞ。みんな何度も落ちて、そこからまた上がっていくんだ。なんでスランプがあるかというと、一段高いところへ飛び上がるためなんだ。ジャンプするとき、誰だって一度かがむだろう。それと同じで、スランプのときこそ前と同じところを見るんじゃなくて、飛び上がる先のほうを見ないとだめなんだ」(p34より引用)

 とアドバイスをしたという。若い選手が多い日本代表の監督を務めた男の言葉はわかりやすく、的を得ている。
 将来、現在、何をしていいのかわからないと悩む若者も多い。王氏は、自分が興味持ったことがあったら、すぐに行動してみてほしいと語る。王氏自身、新聞や雑誌を読んでいて、気になった記事があるとすぐiPhoneにメモをする、音楽鑑賞、自動車やバイクにも興味があるなど、まわりから“雑学博士”と呼ばれるほど好奇心旺盛だ。70歳を超えても元気に飛び回っていられるのは、こういう好奇心のあるおかげだという。

 王氏と岡田氏も悩み、壁にぶつかりながら進んできた。その中で、誰もが認める素晴らしい実績を残してきた二人の言葉には説得力がある。
 小中学生に向けて書かれている本書だが、大人も本書から得ることは多い。勉強、仕事、スポーツ・・・何かに打ち込んでいて壁にぶつかって挫けそうな時、何をやっていいかわからなくなってしまった時、名監督たちのアドバイスを本書から受けてみてはどうだろう。
(新刊JP編集部)



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