セクハラは勲章!?炎上気味のファッション業界に新たな問題発言 写真:AP/アフロ

写真拡大

ファッション界にバッド・ニュースが舞い込み続けている。マーク・ジェイコブスやミュウ・ミュウなどのトップブランドの広告が、セクシーすぎるだの、無責任だの、倫理的に攻撃されたことは記憶に新しい。そして、ショーのために拒食症に見せようとモデルをガリガリになるまで痩せさせるなど、モデルの健康面も問題になったばかりだ。これに加えて、なんと「セクハラは勲章だった」という、なにやらモデルならではの問題発言が話題になっている。

セクハラといえば昨年、鬼才として活躍するテリー・リチャードソンが、撮影しながら服を脱いで下半身をさらけ出しながらカメラのシャッターを切っていたことを、モデルのジャミー・ペッカーが暴露して波紋を呼んだが、今回の「セクハラは勲章だった」は、また別の角度からのセクハラについて語った言葉のようだ。

「セクハラは勲章だった」と語ったのは、元スーパーモデルのポーリーナ・ポリスコワ。「セクハラは勲章だった」というのは、サンダンス映画祭でプレミア公開されるドキュメンタリー映画『About Face』に出演した際のコメントであり、次のような発言が続く。

「普通の人がセクハラだと思うことを、私たちモデルは賞賛だと感じていたの。16歳の少女が、自分の性器を取り出して握ってる男にほめられることが勲章だったのよ」

70年代から80年代にかけて活躍したファッションモデルに焦点をあてる『About Face』では、ポーリーナのほかにも、キャロル・アルトやイザベラ・ロッセリーニ、クリスティ・ブリンクリーなど、一世を風靡したメンバーが登場する。さらに、80歳の現役スーパーモデル、カルメン・デロリフィチェも登場することにも注目が集まっている。

このドキュメンタリーでは彼女たちが、モデルであることについて、つまり若かりし頃から、照明やカメラに囲まれて生きることが、果たして本当に華やかなことなのか、かなり深く掘り下げているようだ。全身が美しいことが売りのスーパーモデルを素材にしておきながら、『About Face(直訳:顔について)』というタイトルであることも興味深い。整形の問題も追及しているのかどうか、続報が待たれる。

新世代のスーパーモデル