韓国の高校生はみんな睡眠不足、ストレスは酒とタバコで発散していることも明らかに

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学歴社会といわれる韓国では、多くの学生が数年後に控える大学入試のために毎日寝る間も惜しんで勉学に励んでいる。だが、体育や音楽などの授業よりも勉強を優先させる韓国式スパルタ教育は、学生たちの睡眠時間を奪うだけでなく、心身の健康も悪化させているようだ。

韓国の疾病管理本部は12日、中学校1年生から高校3年生までの7万5643人を対象に、アンケート調査「2011年青少年健康状態オンライン調査結果」を実施し、その結果を発表した。

それによると、韓国の青少年の1日の平均睡眠時間は、中学生が7.1時間、一般系高校生が5.5時間、特性化高校生が6.3時間で、1日に必要とされる8時間より少なかった。特に一般系高校生は、全体の97.7%が睡眠不足という結果になった。

また、睡眠時間が短いほど健康状態は悪く、飲酒や喫煙をする比率も高くなった。特性化高校生の場合、睡眠時間が5時間未満の学生は「喫煙率」が34%だったのに対し、8時間以上の学生は24%と、睡眠時間が短いほど喫煙率も上がった。「飲酒率」も5時間未満の学生は48.7%、8時間以上の学生は36%、「ストレス認知率」は5時間未満の学生は61.2%、8時間以上の学生は38.8%となった。

韓国では19歳未満の飲酒・喫煙は禁止されているのだが、慢性的な睡眠不足によりストレスを飲酒や喫煙で発散させている学生が多いようだ。ネット上には、「高校生はみんな勉強のせいで睡眠不足だって言うよね」「こんなに勉強しているのにノーベル賞を取れないんだから非生産的な教育だと思う」「残念なことだ」などのコメントが書き込まれている。

参照:一般系高校生98%睡眠不足…1日5.5時間 - 毎日新聞(韓国)
参照:一般系高校生98%睡眠不足…1日5.5時間 - ヘラルド経済

(文:林由美)

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