“なでしこ”澤が夢のかなえかたを公開

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 2011年のスポーツ界の話題をかっ攫っていった人物といえば、やはりサッカー日本女子代表“なでしこJAPAN”の澤穂希選手です。
 6月から7月にかけて行われたFIFA女子ワールドカップドイツ大会ではキャプテンとして代表を牽引、自身も得点王となり日本を優勝に導きました。特に決勝のアメリカ戦、延長後半12分に澤選手が決めた起死回生の同点ゴールは記憶に強く焼きついているのではないでしょうか。

 そんな澤選手の座右の銘は「夢は見るものでなく、かなえるもの」。一気には行けなくても、自分自身の力で一段一段上っていくことで、夢にたどり着ける。ワールドカップでアメリカを破り優勝した澤選手が、中学生の頃からずっと大事にしてきた言葉です。
 徳間書店から出版されている『夢をかなえる。思いを実現させるための64のアプローチ』は、澤選手が夢をかなえるためにやってきた64のアプローチをつづったエッセイで、先週人気テレビ番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」(TBS)で取り上げられ、大反響を呼んでいます。今回はその中から4つ、アプローチをご紹介します。

■「できるよ!」を言葉にする
 澤選手は夢や目標を口にするといいます。アメリカ戦の前夜には「明日は私、アメリカに負ける気がしないよ」とみんなに呼びかけ、そして試合中も「まだチャンスはある、追いつける」とずっと言い続け、結果的にそれらは全て現実となりました。
 もちろん口に出せば必ず夢がかなうわけではありません。しかし、ネガティブな言葉を口に出すと、弱気になってしまいます。澤選手は日頃から夢や目標を言葉にしていれば、自分の心の中に定着し、行動へとつながることを確信しているといいます。
難題に直面したとき「できないかも…」と思っている自分を振り切って、「私にはできる」と言ってみましょう。意外とできてしまうものですよ。

■仲間を信じて干渉しすぎない
 良いコミュニケーションは、表面的に仲良くするだけでは達成されません。「言ったら嫌われるかな」と遠慮して言うべきことを飲み込んでは、良いチームにはなれません。
 しかし、若手選手が試合でいいプレーができずに悔しがっていたり、上手くいかずに悩んでいるときは、そっと見守るようにしていると澤選手は言います。厳しく言っても、逆に優しく接しても、若手選手は「自分が迷惑をかけてしまった」と思い、泣いてしまうことが多いのだそうです。だから、若手選手が悩んでいる姿を見たときは、あえて干渉しすぎないように心がけているのです。

■恋愛だけは負けず嫌いにならない
 澤選手が前向きに生きられる理由の1つにあげているのが、恋愛に関して嫌な思い出がほとんどないことです。
 負けず嫌いの塊だという澤選手ですが、恋愛だけは別。なぜなら彼氏に自分の意見や主張をぶつける理由がないからなのだそう。そして、お互いが譲れない場合はケンカになりますが、だいたいのことは許してしまうといいます。
 お互いを信頼して、ケンカをしない。そして、好きだった人と過ごした時間も否定しない。澤選手の前向きな性格を印象付けるエピソードです。

■好きな食べ物はいつだって我慢しない
 澤選手はアスリートゆえに食生活についてよく聞かれるそうなのですが、ダイエットをする女性について、健康的できれいだった人が食べるのを我慢して痩せちゃってもったいないなと感じることが多いといいます。
 そんな澤選手の食べ物に対する心がけは、好きなものをバランスよく、友達とワイワイ言いながらいっぱい食べて、食べ過ぎちゃったら走る、これだけです。この心がけだけで体型と健康を維持しており、「元気なときに好きなものを食べられないって心が痩せちゃいそうな気がする」と言います。

 本書ではサッカー選手としての澤選手だけでなく、プライベートの澤選手の素顔をのぞくことができます。そして、ピッチ上でもプライベートでも、常に前向きで、そして自分にストイック。そんな印象を受けるでしょう。

 夢や目標に向かって頑張っているという人だけではなく、夢や目標がなくなってしまった人も澤選手の言葉に耳を傾けてみてください。澤選手の「できるよ!」という言葉が、あなたの背中を押し、「また頑張ってみようかな」とやる気が沸いてくるかも知れませんよ。
(新刊JP編集部)



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