岩崎書店で刊行されている『怪談えほん』シリーズを知っているだろうか。第一線で活躍する作家が創作した怪談を、これも人気の画家が絵を付けるという豪華なものだ。

怪談専門誌『幽』の編集長で文芸評論家の東雅夫が企画監修をつとめ"人生で初めて出逢う書物である「絵本」を通じて、良質な本物の怪談の世界に触れてほしい"と語る。

第一弾は10月に皆川博子・作、宇野亜喜良・絵で『マイマイとナイナイ』、宮部みゆき・作、吉田尚令・絵で『悪い本』が出版された。絵本とはいえどちらの作家も力が入っている。本気で怖い。

この『悪い本』の原画展が本日12日から24日まで北青山の「MAYA2」で開催される。 http://www.gallery-h-maya.com/schedule/5343/
可愛いはずのぬいぐるみのクマが、なぜか夢に出てきそうだ。

引き続き来月以降に、京極夏彦、恒川光太郎、加門七海と続く。真冬、暖かい部屋で読む怪談もなかなかいいものだ。

(東えりか)







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