iPadは唯冠科技の商標iPadの商標権を申請していた裁判で、中国広東省の深圳市中級法院は7日、アップル側の所有権確認申請を棄却した。

中国ではiPadの商標権をディスプレイメーカー、唯冠の中国子会社唯冠科技が所有することになり、この名前では売れないことになる。

もともとiPadは唯冠の商標だった日本もかつて「クレヨンしんちゃん」の商標権を持つ双葉社が中国で商標権を争い、中国企業に敗訴したことがある。

今回問題となっているiPad商標は、これとは少し状況が異なる。もともとiPadは唯冠の台湾子会社である唯冠台北が2000年に世界中で商標権を獲得している。

2001年には唯冠の中国子会社唯冠科技が中国での商標権を獲得。

その後、2006年にアップル社がiPadを開発したが、同商標がすでに登録されていることを知る。

アップル社は2009年に英国「IPアプリケーション」社を通じて唯冠台北から世界的に使用できる商標権を購入し、2010年にはiPadが正式発表された。

アップル社側は唯冠台北から購入した商標権は中国国内もカバーするもの、と主張しているが、唯冠科技は別物と主張。裁判所は唯冠科技の主張を認めた。

唯冠科技は今後、中国国内でのiPad販売中止を求めて裁判を起こす予定という。

iPadは中国のタブレット市場で74%を占め、もっともホットなタブレットとして知られる。

▼外部リンク

◆PC World
http://www.pcworld.com/businesscenter/article/245605/apple_faces_legal_threat_to_ipad_trademark_in_china.html

◆Apple iPad2
http://www.apple.com/jp/ipad/

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