韓国で「女性アナウンサーのヌード映像」が大論争となっている。「ヌードニュース」という番組が放映を開始したものの、わずか1カ月後に論争を巻き起こし、結局は放送禁止となった。ニュース制作会社の責任者たちは失踪し、すでに海外へ逃亡したという疑いもある。中国メディアの国際在線が9日付で報じた。

 記事によると、韓国の女性アナウンサーが「はだか」で司会を務める「ヌードニュース」はソウルで放送開始セレモニーを行ない、アナウンサーを務める9名の韓国美女たちが披露され、それぞれの履歴と露出度、サービス内容などが公表された。ニュースは成人版と青少年版の2部に分けて放送されていた。

 しかし、放送から1カ月後には「青少年の健康を害する」という疑いをかけられ、青少年版が放送禁止となった。その後、「ヌードニュース」は各方面からの圧力を受け、放送開始後わずが1カ月で全面放送休止となった。

 記事によると、放送休止後に「ヌードニュース」の責任者は次々と失踪(しっそう)し、女性アナウンサーたちが本社を訪ねた時には事務所は「もぬけの殻」となり、誰もいない状態だったという。責任者はすでに海外へ逃亡したという情報もある。

 責任者が失踪した現在、ヌードを披露した女性アナウンサーたちはまったく収入を得られないまま、罪をなすりつけられた状態にある。記事は「彼女たちは騙されたことを後悔し、ただ泣くばかりであった」と伝えた。(編集担当:及川源十郎)