発売から10日で102万部を売り上げた書籍『スティーブ・ジョブズ』。最初で最後の公式伝記として話題になり、電子書籍ではebookjapan、GALAPAGOS STORE、紀伊國屋書店BookWebPlus、Reader(TM) Storeなど、12の主要電子書店の月間ランキングなどで売上げ1位を記録しました。

 まさに、2011年を代表する一冊となった本書。日本でも多くのファンがこの「最後の贈り物」の感想をTwitterやブログなどに投稿し、それぞれが「スティーブのいない世界」に思いを馳せていますが、100万部売れたということは、100万通りの感想や思いがあるはず。こうした100万人分の"想い"を"しおり"という形で結実させるプロジェクトが12月10日から始まります。

 「みんなのしおりプロジェクト」と題されたこの企画は、講談社が実施するWEBサイト「みんなのしおり.jp」のバーチャルな本に、ユーザーが感想を書いたしおりをつけていくというもの。サイト訪問者は誰でもそれを読むことができ、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを通してWEB上で共有されていきます。そして、サイトに集まったしおりは、書店でつい手に取ってみたくなるような斬新な店頭POPになる予定です。

 「心に残った1ページを他の読者みんなと共有すれば、本の楽しみはもっと広く深いものになる、という考えからこの企画を思い至りました」とは、みんなのしおりプロジェクトチームのコメント。

 その第一弾の書籍となったのが『スティーブ・ジョブズ』。発売開始後、100万超の人に読まれたこの書籍には、いったいどんな言葉が集まるのでしょう。彼の死の直後、世界中の「Apple Store」で多くのユーザーが「ありがとう」の花束やリンゴを捧げたように、しおりも感謝の言葉で埋め尽くされるのか。それとも、この本に刺激された若い世代から、「次のスティーブを目指す!」といった夢のある言葉が寄せられるのか。表紙のジョブズが、あごに手をあてながら待っているようにも思えてきます。

 ジョブズファン100万人の絆が生み出す追悼イベントともいえる今回の試みは12月10日(土)にプレオープン。ここでは『スティ−ブ・ジョブズ』?.?巻を各100人にプレゼントするTwitterキャンペ−ンも実施。一般ユーザーがパソコンやスマ−トフォンから投稿できる本格スタートは2012年1月6日(金)を予定しています。


【関連リンク】
「みんなのしおり.jp」







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