何が起きても生きていける人の特徴

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 経済が混沌としているこの時代、今、勤務している会社が10年後に残っているかどうか保証はありません。何が起きるかわからない。だからこそ身に付けなくてはいけないのが、会社を離れて一人になっても生きていくことのできる方法です。

 大前研一氏か学長を務めるビジネスブレークスルー大学教授であり日本におけるプラットフォーム戦略の第一人者の平野敦士カールさんは、著書『パーソナル・プラットフォーム戦略』(ディスカヴァー・トゥエンティワン/刊)の中で、これから独立して仕事を行う人が増える、いわゆる“フリーエージェント”の時代がやってくるといい、どのような人がその時代の中で生き残っていけるか、どのように生き残ればいいのかを説明しています。
 ここでは本書の中から、平野さんが語る何が起きても生きている人の特徴についてご紹介します。

■コンサルタントや士業、講演講師は強い
 士業とは公認会計士や医師などのことですが、ここであげられている職業は実務体験に基づくノウハウが蓄積されており、ブランド性が高く、人脈も豊富です。そのため、この分野で独立した人の多くはその後も活躍しています。
 しかし、いくら専門性が高いといっても、その中で差別化を図る必要が出てきます。平野さんは差別化を図るための具体例として出版をあげており、自らの体験から本が売れることで講師の依頼が多くなったとつづっています。

■また会いたくなる人は独立しても○
 いくらフリーエージェント(本書内では「ひとり社長」と呼ばれています)、つまり独立したとしても一人で仕事を進めることはありません。クライアントがいたり、一緒に仕事を進める人もいます。また、自分から人々を巻き込んでいく必要もあります。
 そんなときに重要なのが、あなたが他人に「また会いたい」と思わせる魅力を持っているかどうかです。平野さんは「期待できる」「楽しい」「快適である」という3つが「また会いたい」と思わせるモチベーションになり、最終的には謙虚さや相手に感謝する気持ちが鍵となるといいます。

■「当たり前のこと」ができていない人は失敗する
 さらに大切なことは、「当たり前のこと」が出来ているかどうかです。短期間でも一緒に仕事をするわけですから、遅刻や〆切に守れない、すぐ愚痴を言うなど、相手を不快にさせてしまう言動を繰り返していると、その後「また一緒に仕事をしよう」と言われることはなくなるでしょう。
 自分は他人から「この人に協力したい」と思われているか、それは普段の仕事や接し方によって変わります。独立してやっていく上で、まずは「当たり前のこと」ができなければ、誰も「ひとり社長」には協力しないはずです。

 本書では「プラットフォーム」という切り口から、個人の人生戦略を考えていきます。もちろんその戦略は、本当に独立した人だけでなく、組織の中で生きる上でも大切なことになってきます。
 何が起きても生きていける人になるために、平野さんの言葉は参考になるはずです。
(新刊JP編集部)



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