卒業旅行に持って行きたいオススメの一冊は?

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飛行機など移動時間の暇つぶし用に、ビーチなどでまったり読書用になど、旅に行くときに本を持っていくという人も多いのでは? 旅の目的はいろいろですが、特に学生の卒業旅行のお供にピッタリなのは、どんな本でしょうか? 卒業旅行を体験した社会人の先輩300人に「オススメの一冊」を挙げてもらいました。

【旅の情緒を盛り上げてくれる本】
・『深夜特急』(沢木耕太郎)......「学生にしかできないような旅を描いた本。現実的な描写の中にロマンがある。特にアジア圏、シルクロードやインド方面の旅にオススメ」(女性/社会人7年目/マスコミ・広告)
・『冷静と情熱のあいだ』(江國香織/辻仁成)......「イタリアへ行くときにオススメ。イタリアを舞台に描かれているから感情移入できると思う」(男性/社会人1年目/機械・精密機器)

ピンポイントにタイトルが挙がった本として、一番多かったのが『深夜特急』。バックパッカーのバイブルと言われたこの本は、インドからイギリスまでの旅を綴った紀行小説。20年以上も前の古い本に関わらず、今もなお、アツ熱い支持を受け続けています。この2冊以外にも、目的地をテーマにしたエッセイや歴史の本は、「本に描かれた世界と自分で見たものを比べるのが楽しい」「歴史を知った上で旅すると有意義」など、人気が高いようです。

【じっくりと人生を考える本】
・『人生論ノート』(三木清)......「人生を深く考えるのには、いい本」(女性/社会人2年目/学校・教育関連)
・『28歳のリアル』(人生戦略会議)......「これから就職して働くことを考えたとき、とてもためになる。自分を見つめ直すきっかけになる」(男性/社会人5年目/警備・メンテナンス)
・『生き方』(稲盛和夫)......「何のために働くかを考えることができる」(女性/社会人1年目/医薬品・化粧品)

卒業旅行ということで、これから先、社会人として生きていく上で「ためになる本」を選んだ人もたくさんいました。「気持ちに余裕が出る旅先だからこそ、日々に忙殺されている気持ちが整理できる」という声もあり、普段はなかなか時間がとれない人には、気になっていた本をじっくり読むいい機会とも言えそうです。

【あると安心のガイドブック】
・『地球の歩き方』シリーズ......「他のガイドブックに比べて旅先の情報が豊富」(男性/社会人4年目/商社・卸)
・『るるぶ』シリーズ......「押さえるべきポイントが凝縮されている」(女性/社会人5年目/食品・飲料)
・『Lonely Planet』シリーズ......「海外旅行なら絶対オススメ。情報量がハンパじゃない」(男性/社会人3年目/その他)

読書に関心はなくても、慣れない旅先では一冊はあると心強いのが、ガイドブック。短い旅の間にいろいろなところを効率よく見てまわるには便利です。「旅先の情報を多く知っていて損はない」「現地のことをよく知ってからの方が楽しい」など、ガイドブックがあれば旅をより楽しめるというコメントもありました。

「本を読む時間があったらアクティブに旅を楽しみたい」などの理由で、あえて「本は持っていかない」派という人もいました。でも、ちょっとした空き時間やくつろぎタイムに、本のおかげで充実した時間を過ごせることもあります。読書が好きな人はもちろん、普段はあまり本を読まないという人も、新たな楽しみを見つけられるかもしれません。あなたなら、どんな本を持って旅に出ますか?

文●永井祐子(エフスタイル)

調査期間:2011/09/12〜2011/09/13
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数300件(ウェブログイン方式)