シャープが運営する電子コンテンツストアサービス「GALAPAGOS STORE」は2011年12月10日で開設1周年を迎えることを機に、電子書籍の配信に加え、動画や音楽などのコンテンツ・サービスの情報提供を12月9日からスタートした。(写真は、シャープ執行役員の大畠昌巳氏)

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 シャープが運営する電子コンテンツストアサービス「GALAPAGOS STORE」は2011年12月10日で開設1周年を迎えることを機に、電子書籍の配信に加え、動画や音楽などのコンテンツ・サービスの情報提供を12月9日からスタートした。STOREの持つ電子情報配信のプラットフォームを、アニメ動画のバンダイチャネルや音楽情報配信のレーベルゲートなど5社に開放し、ユーザーに旬でタイムリーな生活関連情報を幅広く提供する。

 「GALAPAGOS STORE」と連携してサービスを提供するのは、(1)Androidアプリ紹介情報「アプリプラザ」(提供会社:グリー)、(2)投稿小説・コミック情報の「E★エブリスタ」(同:エブリスタ)、(3)アニメ動画紹介情報「バンダイチャンネル」(同:バンダイチャンネル)、(4)メールマガジン情報「まぐまぐ!」(同:まぐまぐ)、(5)Android端末向け音楽情報「mora touch」(同:レーベルゲート)。これら連携するコンテンツ・サービスの「おすすめ情報」を定期的に「おすすめ配信」としてSTOREのトップ「デスク」画面で情報提供する。

 シャープの執行役員通信システム事業本部長の大畠昌巳氏は、「STOREのプラットフォームを活用して生活サービス情報を提供する連携を拡充したい。今回は動画や音楽のコンテンツを提供するが、旅行・地図、チラシ・広告、カタログ・通販、教育・学習、医療・病院など、いつでも手元に置いてインターネットに接続ができるGALAPAGOSの機能を使って、より生活を快適にする提案を続けていきたい」と、今後のサービス拡充に意欲をみせる。電子書籍は、STORE開設時に約24000冊だったものが、2011年12月1日現在は約44000冊以上に拡大している。

 さらに、今回の生活サービス・コンテンツの提供開始に合わせて、Android3.2搭載のタブレット端末にも対応。メディアタブレット「GALAPAGOS」およびAndroid2.1/2.2/2.3搭載のシャープ製および他社製のスマートフォン/タブレット端末に対応する。また、読んだ書籍の感想をSNS(Twitter、facebookなど)で簡単に投稿できる機能、読んだ書籍の続編をすぐに探せる「シリーズ検索」などの機能も追加。電子書籍サービスも大きく向上させた。(編集担当:徳永浩)