100年後にどんな会社が残っているのか

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帝国データバンクが自社データベースを分析したところ、2012年に創業100周年を迎える企業は1854社で、前年に創業し現存する企業数(673社)の2.75倍にのぼった。

明治後期から大正期の好景気に加え、1912年が大正元年(明治45年)という改元の年に当たり、創業ブームが起こったことが影響しているようだ。

東急百貨店は350周年、IIJは20周年

創業100周年を迎える企業は、電機メーカーのシャープ(旧・早川電機工業)や、旅行業のJTB(旧・任意団体ジャパン・ツーリスト・ビューロー)、発動機等メーカーのヤンマー(旧・山岡発動機工作所)など。大正製薬のように、社名に「大正」を入れた企業もある。

岐阜県のイビデンは、電力会社(揖斐川電力)として創業したが、現在ではプリント基板等のメーカーとして存続している。西武鉄道、四國瓦斯、カンロ、明治図書出版、第三銀行(三重)なども、100年前に創業した企業だ。

他の「周年記念」企業としては、東急百貨店(東京)と繊維卸のモリリン(愛知)が創業350周年。食品・酒類卸の国分が300年、毎日新聞社が140周年、早稲田大学が130周年、ゼネコンの大林組が120周年を迎える。

牛丼の「すき家」を運営するゼンショーホールディングは、1982年に横浜市鶴見区に弁当店と牛丼店を開業してから30年となる。なお、社名の由来は、「フード業世界一となるために全勝を目指す」という創業時の目標からだそうだ。

日本の商用インターネットサービスの草分け的存在であるインターネットイニシアチブ(IIJ)も、創業20周年を迎える。古くからのネットユーザーにとっては、感慨深い出来事ではないだろうか。