食品大手の明治は6日、販売されていた粉ミルク「明治ステップ」(850グラム)から放射性セシウムを検出したと明らかにした。韓国メディアが7日、日本メディアの報道を引用して伝えた。

 報道によると、該当製品から1キログラムあたり最大30.8ベクレルの放射線セシウムが検出された。明治は同一期間に生産した約40万缶を無償交換すると発表した。3月の東日本大震災と福島第1原子力発電所の事故後に、粉ミルクからセシウムが検出されたのは初めて。

 交換対象は、埼玉工場で製造された850グラムの缶で、賞味期限が2012年10月3―6日、同月21―24日と記されている製品。厚生労働省が発表している国の暫定規制値(1キログラム当たり200ベクレル)を下回っているが、この規制値は大人を対象とした数値であることから、消費者の間では乳幼児への安全性を懸念する声が挙がっているという。

 韓国の農林水産食品省は該当製品について、韓国国内には正式なルートで輸入されていなかったと発表した。しかし、韓国メディアは、一部の輸入販売業者がインターネット上で販売していたとし、購入した消費者も少なくないとみられることから、韓国国内でも波紋が広がるだろうと伝えた。(編集担当:新川悠)