映画『すべては「裸になる」から始まって』メインビジュアル(C)2012 森下くるみ/ハピネット

写真拡大

 元AKB48の成田梨紗が、元AV女優・森下くるみの同名自叙伝小説を映画化した『すべては「裸になる」から始まって』でAV女優を体当たりで演じていることが明らかになった。秋田から上京し、人気AV女優になった一人の女性の生きざまを描いた作品だ。

 原作は、伝説のAV女優・森下くるみによる自叙伝小説。2007年に出版されるやいなや、過酷なAV撮影現場の様子や自らの生い立ちを包み隠さずつづっていることが話題になった。翌2008年には早くも文庫化され、森下はこの作品を機に、文筆業にも進出している。

 そんな話題作が、今回、元AKB48の成田梨紗主演で映画化されることが決定。AKB48のオープニングメンバーにも選ばれるなど、旧チームAのメンバーとして活躍していた成田は、現在20歳。2008年11月にAKB48を卒業した後はグラビアなどを中心に活動していたが、本作の公開前に引退を発表し、今後は女優業に挑戦することを明かしている。過去に映画『伝染歌』に出演しているが、本作が映画初主演。今回解禁されたメインビジュアルでは、成田が一糸まとわぬ姿で泡だらけになっているところがとらえられているなど、まさに体当たりな演技が光っている。

 本作では、脚本監修として原作者の森下が参加。実在のAV女優を題材にした作品は、最近ではみひろの自伝的小説を映画化した『nude』があり、渡辺奈緒子が主演を務めた同作は大きな話題になったが、本作もそれに劣らぬ話題を呼ぶことは間違いない。本作の監督を務めるのは、『ADULT〜24歳の恋〜』の中町サク。ほかの出演者には「仮面ライダー剣(ブレイド)」の椿隆之、「荒川アンダー ザ ブリッジ」の駿河太郎などがいる。(編集部・福田麗)

『すべては「裸になる」から始まって』は2012年2月11日より池袋シネマ・ロサほかにて全国順次公開

【関連情報】
映画『すべては「裸になる」から始まって』オフィシャルサイト
オールヌードで企画AV女優を熱演!安井紀絵、モントリオールファンタジア国際映画祭で最優秀主演女優賞受賞!満島ひかりに次ぐ快挙!
女性も夢中になるAVとは?『監督失格』の平野勝之監督、90年代のAVヌーヴェル・ヴァーグ作品を解説!
日雇いで性を売る…企画AV女優は年間1万人の使い捨て!安井紀絵と佐久間麻由が全裸で挑んだリアル感!
73歳にして現役AV監督の代々木忠がトークショー!AV界の生きた伝説を前に観客の女性がいきなり出演立候補し公開面接