これまで経験したことがない経営危機に見舞われている人材紹介業界。本紙調査でも、各社それぞれの事情があるものの、人材紹介会社の売上は2008年度と2009年度の比較で40%〜60%の大幅ダウンとなっている。こうした状況の中でも、人員削減などのリストラを行わずに売上の減少幅を10%程度に抑えた会社がある。それが、エグゼクティブ・サーチのシグニアム インターナショナルだ。注目すべき特徴は、米国のサーチ・ビジネスで培われてきた質の高いコンサルティングと経営の実践にある。その秘訣をシグニアム インターナショナルの福居徹社長に聞いた。

質の高いコンサルティングを支える経営で
顧客の信頼を獲得

2008年のリーマンショック以後の金融システムの破綻によって、経済は世界同時不況に見舞われ、多くの企業が業績の悪化に苦しんでいます。経済活動は停滞し、企業の採用も世界規模で止まったわけですが、グローバル・サーチ事業を展開している貴社の立場から、世界の人材紹介事業の現状を教えてください。

 シグニアム インターナショナル( 以下、シグニアム)の前身は1950年代に設立されたワード ハウウェル インターナショナル(以下、ワード ハウエル)というエグゼクティブ・サーチの会社です。米国には、50年前に設立されたエグゼクティブ・サーチ協会(Association of Executive Search Consultant:AESC)という歴史のある組織がありますが、協会の設立メンバ...(もっと読む

【独自調査】グローバル人材の求人動向-電機・素材業界で求人増加
グローバル人材の採用と育成〜海外市場での修羅場経験を活かす
転職者の平均応募社数が過去最多の23.5社、活動期間も長期化

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