脳は年齢をサバ読みすることで成長する

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 年齢とともに衰えていくもの、それが身体です。個人差はありますが、身体機能は20代をピークに衰えていくといわれており、中高年の方の中には、30代になって急に衰えを感じたことがある人も多いかも知れません。

 しかし、その一方で、脳は鍛え方次第によっては高齢になっても成長を続けることができるというのです。医師の加藤俊徳さんは著書『100歳まで成長する脳の鍛え方』(主婦の友社/刊)の中で、脳がいつまでも元気で若い時代の状態を保つための方法を教えてくれます。
 ここでは、本書の中から脳が元気になり、より成長するための方法をご紹介します。

■自分で自分をほめることで脳は元気になる
 人間は「ほめられて伸びる」と言われていますが、そもそも人間は誰もが他者から認められたいという欲求を持っています。つまり、「ほめられる」ということは脳に非常に良いことなのですが、他人との交流が少なくなってしまうとそういった機会がなくなってしまい、悩みやストレスにつながります。
 「最近ほめられたことがない…」という方は、自分で自分をほめましょう。ほめることが脳の育成につながり、自分自身の方向性もはっきりしてきます。また、自分自身を認めることは、自分の信念や価値観、生きる意義を深く掘り下げることにも通じています。「自分はこんな役割を担っている」と自分の役割を明確にすることで、脳はどんどん元気になるはずです。

■新たな趣味を持つ
 好奇心や挑戦は脳に良い影響を与えますが、その手軽な実行方法として加藤さんは新たな趣味を作ることを薦めています。少しでも興味のあることならば、やってみる。さらに人との交流が生まれるものであれば、脳はさらに成長します。
 満足感のある充実した生活が、脳をどんどん成長させてくれるのです。

■自分の年齢をサバ読みする
 脳を若々しい状態にしたい。そういうときは自分の年齢をサバ読みしてみましょう。例えば70歳の方が自分は50歳だと思って行動する。すると、自然に身体を動かす機会が増え、行動範囲も広くなります。加藤さんは自分が一番イキイキしていた年齢のつもりでいれば、脳もおのずとイキイキしてくると言います。
 逆に言えば「もう70歳だから」と思ってしまうと、人間は70歳の行動しかとれなくなってしまうのです。

 一番大切なことは自ら能動的に動くことです。そうすることで、脳が元気になり、物忘れがなくなり、いつまでも若々しい思考を持つことができるようになると加藤さんは説明します。
 最近集中力が続かなくなってきたり、記憶力が鈍ってきているなあと自覚している方は加藤さんの提唱するメソッドを試してみてはいかがでしょうか。脳の活性化は動いてこそ。考えるだけでは何も始まりませんよ。
(新刊JP編集部/金井元貴)



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