111122NEWSanada01.jpg今回は、最近多くのメディアで取り上げられるようになった「自然エネルギー」。

野田総理大臣が就任した際、9月13日に行なった所信表明演説の中で、「日本は、再生可能な自然エネルギーによる電力生産を目的に据え、世界水準でこの分野のモデルにならなければならない」と述べました。(写真上:洋上風力発電)

この演説からも解るように、いよいよ私たちの生活の身近な存在になりつつある自然エネルギーですが、そもそも自然エネルギーとは何を指すのでしょうか?

自然エネルギーは、
枯渇しない自然現象から生まれるエネルギーのことで、再生可能エネルギーとも呼ばれています。例えば、太陽の光から生まれるエネルギー、風力や水力によるエネルギー、地熱、太陽熱、バイオマス(生物体)波力といった様々な技術が開発されています。

111122NEWSanada02.jpg

小水力発電

石油をはじめ、エネルギー原料のほとんどを輸入に頼っている日本にとっては、枯渇しないエネルギーで電気を補うことができれば、海外に依存する必要もなくなります。そして、何より原発のような危険性がほとんどなく、CO2の排出量も少ないため、人にも地球にも優しいエネルギーと言えるでしょう。

もちろん天候などに左右されることや、場所が必要だったりとまだまだ普及には問題も多いですが、すでに私たちにとっても身近な家やマンションの設備として導入され、学校や病院、公共施設で見かけることも多くなってきています。

なかでも、かなり一般的になってきた太陽光発電付住宅。そんな自然エネルギーを活用した住宅をいくつかご紹介します。

まず、風力発電を取りいれたマンションの例です。
風がある程度見こめる地域であれば、風力発電を設置した住宅や、マンションが出てくるでしょう。家庭用の分野では、すでに太陽光発電に次いで導入が進んできています。

111122NEWSanada04.jpg

さらに、地中熱を取り入れた、新しいスタイルの一般住宅まで登場しています。
電気をつくって売電するのではなく、冷熱暖房等に使用される電力を削減することができるため省エネに優れた住宅です。

111122NEWSanada03.jpg

上記のように、自然エネルギーを組み合わせた住宅が急速に増えています。これからの時代、住宅購入や、マンションを選ぶ1つの基準にしてみてはいかがでしょう?

text by 穴田 輔(自然エネルギー推進協会 理事)
-------------------------------------------------------------------------------
anadaphoto01.jpg2009年アジア放浪の旅から帰国後、前職の同僚に声をかけられ、短期アルバイトで太陽光発電の仕事に関わる。高校時代やりたかった環境事業に足を突っ込んだ事で、これぞ天職!と思い立ち同業界に本格的に参画。商社、コンサル会社の営業・人事という異色の肩書を経て、昨年8月(社)自然エネルギー推進協会を立ち上げ、現在は自然エネルギー商材販売から、大手住宅設備メーカー・ビルダー・住宅団体向けに、研修・講座講師や業界紙の執筆まで多岐にわたり活動中。http://www.taiyoko.net/

■ あわせて読みたい
家の燃費を気にする時代はもうすぐ! 海外の自然エネルギー事情とは?
自宅でもオフィスでもお得!? 自然エネルギーの「全量買取制度」ってなに?
自然エネルギーを取り入れた未来の住宅! 注目を集める「蓄電池」とは?
今すぐできる! 家電製品ごとに実践する節電方法のまとめ
たった3つの家電を節電するだけ! 効率的に無理なく節電する方法
節電効率をさらにアップ! 家電製品の消費電力を把握しよう
電気料金が安くなる!?節電につながるヒントを読みとく、電気料金明細書の正しい見方