上野と浅草のアンダーグラウンドにせまった都築響一個展が開催中

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 東京・恵比寿にある施設「NADiff a/p/a/r/t」の地下ギャラリーで、編集者や写真家として活躍する都築響一の個展「暗夜小路 上野〜浅草アンダーグラウンド・クルーズ」が開催している。会場では、上野から浅草にかけての数々のアンダーグラウンドなシーンをカメラに収めた作品を中心に都築響一自らが厳選し、エディトリアルした。開催は来年1月9日までで、入場は無料となっている。

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 「暗夜小路 上野〜浅草アンダーグラウンド・クルーズ」では、ニューハーフやデスメタル、極道ファッション、ふんどしバー、そしてリアルなラブドールなどといった真摯な人々の営みが存在するという上野や浅草のリアルカルチャーを都築響一自らが撮影。厳選されたの十数枚の作品とともに会場ではラブドールの展示も行っている。都築響一氏は「東京でいちばん古くさくて、いちばん猥雑で、いちばん刺激的なワイルドサイドにようこそ!」と展示についてコメントしている。

 現代美術や建築、写真、デザインなどの分野で独自の視点を持ち、幅広く活動を続けている都築響一は、1976年から86年まで「POPEYE」や「BRUTUS」でフリーランスの編集者として活躍。写真家としては1993年に東京人のリアルな暮らしを捉えた「TOKYO STYLE」を刊行、1996年に発売し日本の珍スポットを追った写真集「ROADSIDE JAPAN」では、第23回木村伊兵衛賞を受賞している。現在も編集者や写真家として、日本のみならず世界のロードサイドを巡る取材を続けている。