2011年の流行語大賞が12月1日に決まります。その候補にノミネートされた言葉を見てみると、なるほど、「スマホ」や「なでしこジャパン」など、今年生まれてすでに当たり前のように使われている言葉の数々がノミネートされています。
 
 そんな中「あげぽよ」「エダる」など、「どんな意味だったっけ?」と一瞬考え込んでしまうようなものも見られます。「あげぽよ」はテンション「アゲアゲ」の進化形とも言えるもので、「ぽよ」には特に意味はなく、とにかく「テンションが上がる」という意味で使用されるのだとか。「エダる」は震災直後、不眠不休で記者会見にのぞむ枝野氏の姿から、「寝る間も惜しんで働く」こと、または「上司に恵まれない」ことを皮肉って使うことも。
 
 日本独自のように思えるこうした表現の進化は、実は海外にもあります。アメリカでもちょっとした言葉遊びや、「こんなのどこで使うの?」と思うような略語が沢山あると、DJ Jerryは著書『KY式英語』で述べています。そして「KY」(空気読めない)のような、アメリカでポピュラーに使用される略語表現を紹介しているのですが、これがなかなか面白い!

 例えば「SOL」といえば「ついてねぇな〜」(Shit Out of Luck)、「SS」は「マジごめん」(So Sorry)なんていう具合に、メールなどでよく使われる表現から「TGIF」で「やった! 金曜日だ!」(Thanks God it's Friday)なんて限定的すぎる略語まで掲載されています。

 そして、もっとも使う機会はなさそうだけど、でも知らないとどう言っていいか分からない英語が「XYZ」。使用されるシチュエーションとしては、外国人の上司がトイレから戻ってきたときに、相手の耳もとでそっとつぶやくんだとか...。そう、これは「eXamine Your Zipper」の略、つまり「ズボンのファスナーが開いてますよ」という意味なんです。
 
 必要とされる場面はかなり微妙かもしれませんが、もしもの時には役立つこと間違いなし? こんな気が利いた略語満載の一冊なら、楽しく英語を覚えることができそうです。



『ピンチ! 上司がファスナー全開 米国人はなんて言う?』
 著者:
 出版社:大修館書店
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