アフリカ北西部にあるシエラレオネのある都市で、驚くべき奨学金制度が発表された。なんと大学を卒業するまでに処女を守り抜いたものに、5年間の奨学金を与えるというもの。どうやら、この国での妊娠している女性の年齢が関係しているらしい。

シエラレオネの南部にあるボー(Bo)という都市で、「大学卒業まで処女だったものに5年間の奨学金を与える」という案が出た。議会側によると、この目的は学生生活が終わるまで処女を守ってもらおうというもの。女子学生の8割がこの奨学金をもらうことを目標としている。処女を証明するために、女医による検診サービスも行うそうだ。

シエラレオネは元イギリス領だったダイヤモンド採掘で有名な小さい国。今年の1月から9月にかけてシエラレオネの東部州にあるコノ地区だけでも高等部女子500人が妊娠するという報告を受け、この案が提出された。

これに対し、娘を持つ親や人権団体からすでに反発の声があがっている。地元のNGO団体は、この案に対して「少女の人権侵害に等しい」とし、妊娠の低年齢化に喚起する方法として正しいものではないと述べている。また、娘を持つ母親は「奨学金のために娘の体を検査させようとは思わない」そうだ。

これに対し市は、この案には二つの利点があると主張する。ひとつは妊娠の低年齢化撲滅、もうひとつは女性の高学歴化が進むというものだ。さらに、奨学金だけでなく市からのスポンサーで仕事ももらえるとのこと。「この案が可決されて実績が出たら、他の市も続くだろう」と市は自信ありげだ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)

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