提供:週刊実話

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 面白いドラマが多いと評判の今期の連ドラの中にあって異彩を放っているのが、宮藤官九郎脚本の『11人もいる!』(テレビ朝日)。
 「深夜(午後11時15分〜)の放送ながら視聴率は11%以上をキープしています。広末涼子(31)の使い方が上手なんです」(ドラマ制作スタッフ)

 父親(田辺誠一)は売れないカメラマン。母親(光浦靖子)は、閑古鳥が鳴くカフェを経営。長男(神木隆之介)から末っ子(加藤清史郎)まで8人の子供がいるが、末っ子以外は亡くなった前妻(広末)が産んだ子だ。その前妻が派手な衣装をまとって幽霊となって現れた。ただし、広末の姿が見えるのは清史郎だけ…というストーリーだ。
 「ストリッパーだった広末は、田辺に撮ってもらった写真に感動して、引退して田辺と結婚。ちょっとわがままだけど、裏表のない可愛い女を演じています」(テレビ局関係者)

 広末といえば、このところどんな役も中途半端で浮わついた印象を与えていたが、この浮世離れした存在=幽霊役は見事にハマっている。
 「広末を自然に見せている感じがいいですね。こんな使い方があったのかと感心させられました。さすがは“クドカン”といったところです」(芸能関係者)

 制作発表のとき、
 「今、母性のど真ん中にいる私に、こんな乱雑で言葉遣いの悪いお母さん役を書いて頂いて感謝しています。小さい子には観て欲しくないかも…」と、話していた広末だが、誰が“こども店長”に向かって「オッパイ触らせてあげようか」なんていう広末を想像できただろうか。
 「長男と齢の近い加藤を実の子のように可愛がってるし、すごく楽しそうにやっています」(番組関係者)

 もっとも、その一方で“早くも天狗になっている”との声も。
 「収録現場に遅刻して来たり、セリフを覚えないこともあるそうです。『子役たちだって、ちゃんと覚えているのに』とスタッフから不満の声が上がっているようです」(芸能記者)

 昨年10月に再婚したローソクアーティストのキャンドル・ジュン氏との間に、今年3月、2人目の子供を産んだばかりの広末。
 「どうやら、2人目にしてセックスの気持ち良さに目覚めたらしく、毎夜“ハッスル”しているのが原因のようです」(同)

 3人目ができてるかも!!