″美容男子″が増加 コスメに続き機器メーカーも市場参入

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 オリコンが、10代~40代の男性を対象に「男性の美容に関する意識調査」を実施した。アンケートに応えた男性のうち54.8%が「美容に関心がある」と回答しており、"美容男子"が増加傾向にあることがわかる。「シェーバー・カミソリ」や「電動シェーバー」に加えて「除・脱毛器」を使用している人が多く、「美容に関心がある」と答えたうち10人に1人が「体毛のケア」を行っているそう。

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 銀座・有楽町エリアにオープンしたばかりの百貨店「阪急 MEN'S TOKYO」では、ヘアサロン・スパショップやネイルサロン、スキンケアショップを展開するなど、近年の都市部では男性向けの美容サービスが充実している。不況の中、メンズコスメ市場(メンズコスメ)は成長を続けており、既に1,000億円を突破(※矢野経済研究所調べ)。日常生活だけではなく、ビジネスシーンの身だしなみとしても男性の美容に対する意識が年々高まっていることが伺える。

 オリコンの「男性の美容に関する意識調査」では、半数を超える54.8%が「美容に関心がある="美容男子"」と回答しており、そのうち「顔や体で気にしていることがある」人は95.1%にも及んでいる。「気にしていることに対してケアを行っているか」という問いには、68.5%の人が何らかのケアをしていると回答。対して「美容に関心が無い="美容レス男子"」は、「顔や体で気にしていることがある」人74.1%のうち、実際にケアを行っている人は35.3%のみとなった。

 日常的に行っているケアで、"美容男子"と"美容レス男子"共に最も多かったのは「ヒゲのケア」。「してるのとしていないのとでは清潔感が違うから」(18歳/美容男子)、「だらしなく見えるから」(28歳/美容レス男子)などの声が上がっており、美容関心度の高低に関わらずほとんどの男性がヒゲの手入れを行っており、マナーとして意識していることがわかる。そのような男性の意識を受けて、女性を主なターゲットにしていた美容機器メーカーも積極的にメンズ市場に進出しだしている。美容・健康機器メーカーのヤーマンは、見た目のデザインにもこだわる"美容男子"を意識した男性用脱毛機器「no!no!forMEN(ノーノーフォーメン)」を発売。「濃いひげを薄くしたい」といったフェイスまわりから、「スネ毛を薄くしたい」などのボディまわりまで、全身の悩みに対応しているという。また、持ち物のデザインにもこだわる男子の美的感覚も強く意識した"それっぽくない"デザインを採用している。

 「ヒゲのケア」に次いで男性が気にしているのは、「ヘアスタイル・髪質ケア」や「顔の肌質ケア」、「体臭・口臭のケア」など様々。また、約1割の美容男子が「体毛のケア」を行っているようで「見た目をよくするため、第一印象が男すぎないため」(23歳/美容師)といった回答も見られた。