昨年9月に発売された人気RPGゲームシリーズ、オンライン仕様の『ファイナルファンタジー14(FF14)』が月額課金を開始する。昨年9月発売以降、ゲーム性の欠陥から酷評を買っていた同作品であるが、サーバーの再構築、操作インターフェイスの改変、コミュニケーションシステムの充実、マップ構造の全面見直しなど大規模なプログラムの加筆・修正が行われ、ようやく本来のビジネスモデルへの転換が図られるようだ。

一方、FFと言えば、先月27日にシリーズ最新作となる『ファイナルファンタジー零式』が発売され、好評を博している模様だ。さて近未来、ゲームユーザーの期待の厚い同シリーズは、どのような進化を遂げるのだろうか。

グラフィックは綺麗なのに、レトロ時代に体感したような感動がない――これは特別FFシリーズに対してというよりも、昨今のゲーム文化全体に対し、ゲームユーザーから多く聞かれる意見である。これはゲーム文化そのものへの飽きと共に、作品の質よりも見た目を優先した結果の批判であるように思う。

見た目ではなく中身、物語・キャラクター・システムなどの基盤設計が、作品の質を左右する事は間違いがない。作品の世界観、作品の目的を明確に示すことが、近未来のゲーム文化発展に貢献する。

ゲーム文化の行き先には、限りなく現実に近い仮想現実システムの構築が待機している。それらは確かに見た目も肝心であるが、筆者は仮想現実に最も必要な要素として「共有感覚」という一観点を見据えている。

アップル社が新しい電子時代のカンフル剤として爆発的にヒットさせたのは、「指でタッチして画面を操作する」という技術。指という身体的な媒介を通じ、人間と機械が「感覚を共有する」という相互リンクを果たした。人間の身体感覚の延長線上に存在する仮想世界、これが我々にとって新しいゲーム文化の可能性を秘めていると言えるのではなかろうか。

さて、ここで話を戻し、近未来のファイナルファンタジーの姿を構想してみようと思う……――(後編へつづく)

【記事:G・Joe?】


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