憲政史上初! 国会版「事業仕分け」について平将明議員に話をきいてみた

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2011年11月16日〜17日、衆院決算行政監視委員会にて国会版「事業仕分け」が行われました。仕分け人の一人、平将明議員(自民)に国会版「事業仕分け」とはなにか、政府事業仕分けとの比較、今後についてお話を聞いてきました。

本記事に動画は3本掲載されております。全動画はガジェット通信本家の記事で御覧ください。

●平将明議員緊急インタビュー 国会版「事業仕分け」について
インタビュアー:東京プレスクラブ弱腰記者

(部分書き起し)
〜政府の中でやるってことはべつに事業仕分けやんなくても「これ削れよ!」っていえば削れる話なんです。もう一方で問題は何かというと彼らは気持ちよくパッパッと予算切ってましたがあの予算はなにかというと自公政権時代に作った予算なんです。政権交代して自公政権が作った予算だからバサバサ切れる。 〜中略〜 本当の事業仕分けの大切なところは民主党政権が作った予算といえども「本当は無駄があるんじゃないか」とか「費用対効果からみたら疑問があるんじゃないか」とかいうところに切り込んでゆくところに意義がある訳です。自民党時代は与党なのに族議員がプッシュして作った予算を削ってゆくということを戦いながらやったんです。いま事業仕分けって元気ないでしょう?一周して自分たちが作った予算には切り込めないんです。そこで、もともと与党の政党の中でやるっていう考え方、政府でやるって考え方がありますけど、冷静に考えれば「そりゃ議会でやるのが筋でしょ!」

(全文書き起こしは後日掲載予定です)


●参考)第一回 国会「事業仕分け」メンバー

【第一回 国会「事業仕分け」メンバー】
衆議院議員
民主党 岡島一正、岡田康裕、奥野総一郎、熊谷貞俊、黒田雄、階猛、平智之、初鹿明博、村井宗明
自民党 新藤義孝、木村太郎、河野太郎、平将明
公明党 遠山清彦
民間有識者8人
全事業 永久寿夫・PHP研究所常務、小幡純子・上智大法科大学院長
スパコン開発 金田康正・東大情報基盤センター教授、亀井善太郎・東京財団研究員
診療報酬明細書審査事務 小瀬村寿美子・神奈川県厚木市人権男女参画課長、中村卓・埼玉県草加市副市長
公務員宿舎・原子力関連独立行政法人など 原田泰・大和総研顧問、古賀茂明・元国家公務員制度改革推進本部事務局審議官