東京都美術館「シンボルマーク」&「ロゴ」発表、デザインは吉岡徳仁氏

東京都美術館ロゴ東京を拠点に、世界中でデザインを発信し続けるデザイナーの吉岡徳仁さん。そのデザインはアートの領域に達し、世界の主要美術館で永久収蔵されるなど、世界で最も活躍するデザイナーとして数々の賞も受賞されています。
現在、開催中のヴェネツィア・ビエンナーレでは、1/10スケールの模型「光庵一ガラスの茶室」が披露されているほか、チューリッヒのベルリーヴ美術館では、アートディレクションを担当する「Cartier Time Art」の世界巡回展開催、パリのオルセー美術館の印象派ギャラリーリノベーションプロジェクトにてガラスのベンチ「Water b1ock」を展示するなど、複数のプロジェクトが進行しています。多岐にわたる活動の中、今回、吉岡徳仁さんが挑んだのは東京都美術館の「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」のデザインでした。開館以来85年間にわたりシンボルマークやロゴを持つことのなかった都美館。イメージカラーもない中、吉岡さんが目指したのは、「永く愛され、世界にも通用するデザイン」でした。
 
シンボルマークは、1975年に前川國男氏設計による現在の東京都美術館の建物を連想させるキューブのモチーフで、“造形の原点”を象徴するアイコンとしてデザインしました。
シンボルカラーには、建築の外装に使用されている赤に近い茶色、また日本の和を感じさせる赤を融合させ、新たな東京都美術館の色をつくり出しました。
美術館そのものを象徴した立方体のデザイン(上)と、線で描かれた透明性のあるデザイン(右)、立体感のある2種類から構成され、誰もが東京都美術館のイメージにリンクする歴史と未来が融合したデザインとなっています。http://www.tobikan.jp/
東京都美術館ロゴ





吉岡徳仁吉岡徳仁
1967年生まれ。2000年に吉岡徳仁デザイン事務所設立。「スワロフスキー銀座」をはじめ、20年にわたり「lSSEY MlYAKE」のショップデザインを手掛けるなど、空間デザインやプロダクト、建築など、幅広い分野で活躍し、世界中から注目を集めている。アートとも評される作品の数々はニューヨーク近代美術館(MoMA)など、世界の主要美術館で永久収蔵品に選ばれている。2011年、『Fast Company』(米国・経済誌)の「世界で最もクリエイティブな1OO人」に選出された。http://www.interior-joho.com/knowledge/detail.php?id=669&scid=12