現在人気ナンバーワンのグラビアアイドル、吉木りさ(24歳)。小さな美人顔に、ちょっと大き目のお尻というルックス、そしていつもニコニコしていて人懐っこい性格と、男だったら誰でも好きになってしまいそうな女のコだ。

 だが、幼少時は極度の人見知りで内向的な女のコだったという。お母さんが、こんなエピソードを教えてくれた。

「ちっちゃい頃のりさは 恥ずかしがり屋だから外に遊びに行くこともなく、いつも家族とばかり話していました。そのせいで喃語(なんご/赤ちゃん言葉)の時期が長かったですね。保育園の試験にもそのせいで落ちてしまい、なんとか補欠で入園させてもらったくらいでした」(吉木りさの母)

 そして、中学までこの性格は変わらなかったという。自ら“暗黒時代”と呼ぶ中学時代、彼女を内気にさせた最大の理由は、2歳年上の姉に対するコンプレックスだった。

「うちのお姉ちゃんって“伝説の姉”だったんです。美人で頭が良くて、活発で、社交的で。学校で名前を知らない人がいないくらい有名だったんです。大げさではなく、男子の間で争奪戦が起きるほどの人気者。だから、どうしてもお姉ちゃんと比べられちゃうんですよ。廊下を歩いていると『吉木さんの妹だ』ってヒソヒソ噂されたり、先生からも『りさちゃんも成績優秀なんだろうね』と言われたり……。私はといえば、美術と音楽だけは好きでしたけど、それ以外はてんでダメで。もう、ホントに毎日が憂鬱(ゆううつ)でしたね」

 それでも道を外さなかったのは暖かい家庭にあったようだ。お母さん、お姉ちゃん、そして7歳年上のお兄ちゃんとお父さん。このお父さんが豪快な人で、自転車で日本一周をしたあとにお母さんにプロポーズしたんだとか。そして名前の由来もちょっと変わっている。お父さんが明かす。

「しりとりで決めたんです。長女の名前が“せり”なので、次は“り”から始まる名前にしようと思って。もちろん、対外的にはちゃんとした由来や意味はあるんですけど、それはあくまでも後付けで(笑)。名前に遊びがあると楽しい家庭になるかなって思ったんです。ちなみに、ウチでは犬を飼ってるんですけど、その名前はりさの続きで“サブ”。なので、孫が生まれたら、ぜひ“ぶ”から始めてほしいな」(吉木りさの父)

 今、吉木がグラビアやイベントで見せている笑顔は、こうした明るい家庭で育まれた本物の笑顔だ。

(取材/高篠友一)

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