番組開始から17年7カ月、朝の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)のメインキャスターを1日も休まず務めてきた大塚範一氏(63)が、11月6日、急性リンパ性白血病で長期休養することを発表した。

 ところが、その直後からネット上では、

〈大塚キャスターの白血病は、原発事故と関係があるのでは〉

〈大塚キャスターは、福島の野菜をよく食べていた〉

〈あれは、低線量被曝だ〉

 と、放射能との関係を疑う議論が巻き起こった。

 スポーツ紙芸能記者が話す。

「こんな話が出てくる背景には3つの要因があげられています。1つめは首都圏を含む東日本の各地に高濃度の放射性物質が飛散した3月15日に、大塚さんが石巻で現地ルポをしていた。2つめは原発事故後、『めざまし』の番組内で10回以上にわたり『福島県の食物を応援しよう』という企画で、福島産の野菜を使った料理を食べていた。そして、高濃度の放射能が検出され『ホットスポット』と言われる千葉県柏市に住んでいるという点です」

 そもそも急性リンパ性白血病とはどんな病なのか?

「いわゆる血液のガンです。原因不明で、ある日突然に症状が出ます。大塚さんは首を触った時にしこりを発見。かかりつけのクリニックで血液検査をしたところ、異常が見つかったそうです。一般的に『貧血』と『出血』が自覚症状としては多く、発見されると即入院です。厳しい抗ガン剤治療を伴いますし、再発のケースも多いです」(医療ジャーナリスト)

 闘病中の大塚氏は73年にNHK入局。スポーツ中継やクイズ番組の司会で人気者になり、94年にフジテレビに引き抜かれた。そして、同年4月から担当したのが「めざまし」だった。 その仕事ぶりを元番組関係者はこう話す。

「独身貴族の大塚さんは、よく言えば几帳面、悪く言えば神経質。5時25分スタートの番組のため、毎晩10時過ぎには就寝し、毎朝3時半に起床する生活でした」

 また、現場からはこんな声も出ていたという。

「女子アナには優しいのですが、番組のスタッフにはとても厳しく、現場はいつもピリピリでした。07年には『担当は誰なんだよ? オイ!』と激怒する声をマイクが拾ってしまい、問題になりましたが、終始あんな感じです。歴代のパートナーでは、小島奈津子(43)と折り合いが悪く、大塚さんを立てる高島彩(32)は気に入っていた」(フジテレビ関係者)  さて、肝心の白血病と原発事故との因果関係はどうなのか。

「複数の専門家の医師に聞きましたが『この程度の食事や空間線量で、直ちにこの病になることはありえない』との見解が多数でした。ただし、低線量の長期被曝に関しては、『5年後、10年後に発症が多発した場合、原発事故が原因かを問われれば、否定はできない』と話す医師も多かった。今回のような不安の声が巻き起こる背景には、農作物などの暫定基準値以下の汚染の検出数値を公表しないなど、政府、自治体、東電の隠蔽体質と、緩慢すぎる事故処理対応があると思います。それこそが不安をあおるのです」(前出・医療ジャーナリスト)

 病床の大塚氏は今、何を思っているのか。