ストライクフォースの本拠地でUFC復帰を果たすダン・ヘンダーソン。希望はバチバチの殴り合いか

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19日(土・現地時間)にカリフォルニア州サンノゼのhpパビリオンで開催されるUFC139「Shogun vs Henderson」。ストライクフォース世界ライトヘビー級王者ダン・ヘンダーソンが、hpパビリオンというストライクフォースの聖地で、2年4月振りにUFC復帰を果たすという、ある意味『そこまでやるか』的なメインイベントが用意されている。

今年3月にズッファがストライクフォースを買収し、ニック・ディアズに続きダン・ヘンがUFCに活躍の場を移すと、さらにアリスター・オーフレイムも年末に参戦、完全に3月以前とパワーバランスは変化したことになる。

ダン・ヘンのストライクフォースでの戦績は3勝1敗、移籍初戦のミドル級王座挑戦でジェイク・シールズに敗北を喫したものの、それ以降はヘナート・ババル、ハファエル・フェイジャォン、エメリヤーエンコ・ヒョードルとビッグファイトをモノにしてきた。左手で相手の前足を振れるように見えて、同時に右のクロールフックを打ちこむというリーチの長さを生かした『なぜか当たる』パンチは健在だ。

とはいっても、フェイジャォンとヒョードル戦では、対戦相手のパンチを受けており、倒すか倒されるかという両刃の剣的なファイトであることも確かだ。

一方、マウリシオ・ショーグンは3月にジョン・ジョーンズに敗れ、UFC世界ライトヘビー級王座を失ったものの、8月にはフォレスト・グリフィンにリベンジを果たし母国ブラジルでカムバックに成功している。活動停止から5年が経過してなお、PRIDEの香りがする両者が拳を交えるのは、これが初めてのこと。

ダン・ヘンは10年前の2001年11月3日にショーグンの実兄ムリーロ・ニンジャと対戦し、スプリットの判定勝ちを収めている。この試合に勝てば、即王座挑戦も見えてくるビッグファイトだが、果たして往年のPRIDE時代、最近でいえばダン・ヘン×ヒョードル戦のようなバチバチの殴り合いとなるのか。

あるいは北米MMAに順応したショーグンが、距離をコントロールし、削り合いを41歳のダン・ヘンに仕掛けていくのか。単純にケージを眺めているファンがエキサイトできるのは、前者のような試合展開で、結果もどちらに転ぶか予想はつかない。そして、ダン・ヘンが望むのもそんな試合だろう。

そこを踏まえてなお、殴り合いに応じることができるショーグンがローや、ケージへの押し込み+エルボーを駆使し、3Rフルに使った戦いを仕掛けた時、ダン・ヘンがどのような戦い方を見せるのか、非常に興味のあるところだ。
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