帝国データバンクの調べによると、10月の円高関連倒産が集計を開始した2008年1月以降で月間最多を記録したことが分かった。

 10月の円高関連倒産は15件(前月10件、前年同月7件)に急増し、過去最多だった10年12月の12件を上回った。今年1月から10月までの合計も59件に達し、08年以降で年間最多だった10年の58件をすでに上回る水準となっている。

 倒産原因別に見ると、「受注減少」が10件で最も多く、「デリバティブ損失」3件、「輸出不振」「その他為替差損」が各1件となっている。大企業の海外シフトの動きを受け、中小製造業を中心に受注減少から倒産に追い込まれるケースが、ここにきて増えてきているもようだ。

 同社は、「タイの洪水被害も加わって、国内製造業を取り巻く輸出環境は厳しさを増しており、体力的に劣る中小下請け企業の倒産増加が現実味を帯びる」と今後も深刻な状況が続くと予測している。

国内からグローバル市場へ〜世界で勝てる人材戦略
9割の企業が「国内工場は減少」と回答、グローバル化が経営課題に
人材採用の専門誌が評価する「人材コンサルティング会社」

日本人材ニュースHRN」は人材採用・人材育成の人事専門誌です。