フェイスブックで話題 “お江戸ル”が将軍の素顔をナビゲート

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 11月14日現在、フェイスブック上で30万人以上が「いいね!」を押しているページ「お江戸、いいね!〜 I Like! EDO」の「TOKUGAWA15判定」というフェイスブックアプリをご存知だろうか。自分がどの江戸幕府の将軍タイプか判定できることで話題となっているのだ。

 草思社から出版されている『TOKUGAWA 15 徳川将軍15人の歴史がDEEPにわかる本』は、このアプリの発案者であり、ページのナビゲーターでもある堀口茉純さんによる江戸幕府将軍の解説書。“お江戸ル(お江戸のアイドル)”が知っているようで知らなかった15人の徳川将軍の素顔を紹介してくれる。
 各将軍の人生を軸にした年表とその解説文が掲載され、「ほーりー的結論」では各将軍の人間性の分析結果をまとめ、おまけにはコラムもある。それぞれの人物を比べて読んでも面白い。

 堀口さんお気に入りの将軍は、14代将軍の家茂。4歳で紀伊藩主となった菊千代(家茂の幼名)は、甘いものと小動物をこよなく愛する心優しい少年だった。しかし、藩主の性格としては、軟弱すぎてちょっと心配だということで、生活指導係として藩内でも女丈夫で知られる老女・波江が付き、日々の教育にあたった。
 素直で誰からも愛され、藩主としての自覚が生まれると、毎日目標を立てて文武に励み1日たりともサボることがなかった。このような評判は紀伊藩だけでなく幕府からも注目を集め「吉宗の再来」と将来を嘱望された。ただ、筋金入りの甘党で、虫歯が30本あったという。

 また、NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」で向井理さんが演じる2代将軍の秀忠は、幼少期、他のわんぱく兄弟たちに比べ、おとなしい性格をしていた。あるとき、読書中に隣の部屋になぜか暴れ牛が入ってきた。家臣たちがてんやわんやの中、幼い秀忠は読書を続けていた。騒ぎが一段落すると、ようやく口を開き、放った言葉が「片づけておくように」の一言だったという。

 爪を噛む癖があった家康、継承権上位の人間が次々と亡くなりスーパーラッキーで将軍になった吉宗、トイレが近く「小便公方」というあだ名で呼ばれていた家重…将軍一人一人のデータもエピソードも豊富で、堀口さん自身の描いたイラストもあり、楽しく読める。人間味のある将軍たちの一面は、歴史をより面白くしてくれるのではないだろうか。
(新刊JP編集部)



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