「痩せるぞ!」「筋トレするぞ!」と、毎年のように思っては挫折してしまう人って、あたなのまわりたくさんいませんか? 特にお腹まわりについた脂肪は、女性だけでなく男性にとっても悩みどころ。雑誌などで「腹をへこます」といった特集が組まれると、雑誌の部数は伸びる傾向にあるそうです。

 「8割近い女性が好みの体型であるという細マッチョ体型に、誰もがなることができます」と話すのは『細マッチョ肉体改造法』著者の古家政吉さん。古家さんは、京太郎選手、長島☆自演乙☆雄一郎選手、久保優太選手の指導を行い、3人をK‐1王者に育て上げたパーソナルトレーナー。

 さらに「細マッチョをおすすめするのは、モテるからだけではありません。仕事面での説得力も増すからです」とも。細マッチョなビジネスマンは自己管理能力が高く、忙しい日常の中でも筋トレやジョギングなどのトレーニングを組み込んで体型を維持している人が多いようです。肥満は自己管理ができてない証拠ですから「だらしない」などネガティブな印象をもたれがち。仕事の面でも不利な立場といえるでしょう。

 古家さんは、逆に「筋トレをすると仕事までうまくいく」とも言います。それは「理想の身体というゴールを設定し、長期的な計画を立て、それを実現するために日々のトレーニングを設定して実行していく。そのプロセスが、仕事のプロセスと非常によく似ているから」なのだとか。

 本書では、トレーニングを続けるためのモチベーションを保つ方法から、ストレッチ、トレーニング方法、ジョギング方法など、細マッチョになるための肉体改造方法を紹介しています。「筋トレは週1回がベスト」、「1セット20回以上の筋トレは無意味」、「ジョギングはだらだら走る」など、今まで良かれと思ってやってきた人からすれば、目からウロコ的なことも満載。

 ちなみに、本書で取り上げている女性向け情報サイト「エスカーラカフェ」が、20代の女性500人に行ったアンケート「男性の体つきで好きなタイプは?」の結果は、「細マッチョ」(77.4%)、「ゴリマッチョ」(13.4%)、「その他」(9.4%)でした。「その他」には、男性にとってコンプレックスにもなりかねない「ぽっちゃり」、「華奢」なども。あえて少数派の女性の好みに合わせてそのままでいることも、それはそれで"スマート"な選択?




『世の中の8割の女性を虜にできる体型づくりとは?』
 著者:
 出版社:講談社
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