時間や費用面から運動不足を解消したくてもできない人が多いようだ。

 ライフメディアが今年9月に行った調査によると、「普段の自分は運動不足だと思う」との回答者が全体の87.7%に上った。約3割の男女が「毎週なんらかのスポーツや運動をしている」と答えたのに対して、「自分はスポーツや運動をまったくしない」と答えた人が4割を超えている。「現在の自分の体力には不安がある」と回答した男女は47.2%に達した。また、男性よりも女性のほうが運動不足になりやすい傾向も明らかになった。

 メディアインタラクティブが今年10月に実施した調査によると、8割以上の回答者が「日ごろから十分な運動やスポーツはできていない」との悩みを明らかにしている。その理由のトップは「忙しくて時間が取れない」で、「仕事や家事で疲れている」「なかなか機会に恵まれない」「面倒くさい」などの意見が目立った。

 しかしながら、「週に1回から3回は運動やスポーツを行ないたい」との希望を示した人が全体の58%に上っている。そして、フィットネスクラブやスポーツ施設などを有料で利用することについては「毎月5000円までならば、お金をかけてでも使いたい」との回答者が4割近くに達した。「毎月5000円以上かかったとしても、1万円までならば利用したい」との回答男女は2割で、「運動やスポーツに一切お金は使いたくない」との本音を語った人も約3割に上った。

 運動不足の悩みを抱える多くの人は、現状のままでは良くないと認識しているものの、時間や費用面から改善するのが難しいようだ。次々に新たなダイエット手段が生まれ、ブームになっては、消えていくというサイクルが途切れることはなさそうだ。

【関連記事】
・加圧スパッツ、健康上のトラブル相次ぐ 国民生活センターが注意喚起
・ハンガリー、「ポテトチップス税」導入 名目は国民の健康、ホンネは財政再建策か
・ノンアルコール人気、飲料市場に活気 健康志向も相まって、ワイン・梅酒にも拡大
・5本指、わらじなど、メーカーアイディア合戦 進化する健康志向シューズ
・履いて走って納得できる ランニングシューズ試し履きイベント続々



加藤 秀行、 湯木 進悟[著]

■記事全文へ