周囲の人たちを味方に変える会話のコツ

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 誰しも「苦手だな」と思ってしまう人がいるはずです。
 しかし、そうした苦手な人ともう少し心を近づけることができたら、ストレスは軽くなるのではないでしょうか。

 元客室乗務員(CA)で、現在はタレント、気象予報士、健康社会学者と幅広く活躍している河合薫さんが執筆した『なんかうまくいかない人間関係の悩みがなくなる本』(日本実業出版社/刊)は、「なんかうまくいかないなあ」「なんか苦手だなあ」と思ってしまう人間関係のストレス対処法を教えてくれる一冊。
 苦手な人に振り回されないための方法や、イライラを吐き出す方法などが優しい言葉でつづられていますが、今回は本書の中から、周りの人を味方に変える会話のコツをご紹介します。

■アイコンタクトは重要
 河合さんはCA時代、先輩から「お客様とお話をするときは、目線が同じ位置になるように腰をかがめてね」と教わったそうです。
目線が高いと、どうしても高圧的に捉えられてしまいがち。目は口ほどにものを言うといいますから、話を聞いているとメッセージを送るためには目線が大切です。スピーチでも目線が下に向いている人と、顔を上げて聴衆を見ている人の印象は全く違いますよね。

■うなずきで距離を近づける
 アメリカの心理学者であるマタラゾらが、うなずきが相手に及ぼす実験を行いました。警官と消防士の採用試験で面接官のうなずき方によって、受験者の話し方に変化があるのか試したのです。
 その結果、面接官のうなずきが多いブロックは、他のブロックに比べ発言量が1.7倍に増えたという結果が出たのです。うなずきは、相手から話を引き出すためにも大切です。

■あいづちは口下手でも使える
 苦手な人と話を合わせるために、わざわざお世辞を言う必要はありません。「へぇ〜」「うわぁ」「おもしろい」と素直に感動を口にするだけで、相手の心が自分に近づいてきます。
 うなずきながら、「なるほど」「そうですよね」「すごい」とあいづちを打ち、話が盛り上がることで、思いも寄らぬ話ができるかも知れません。

 アイコンタクト、うなずき、あいづちはコミュニケーションの基本ですが、苦手な人と話していると忘れてしまいがちではないでしょうか。
 苦手な人でも新しい側面が見えてくると、自分と共通している部分が分かって話が盛り上がり、自分の味方になってくれるかも知れませんよ。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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