世界規模のロケーションで贈る『コンテイジョン』/[c]2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

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新種ウィルスの見えない恐怖と、その恐怖に翻弄される人類の姿を世界規模のロケーションで描く『コンテイジョン』が11月12日(土)より公開される。

【写真】マット・デイモンは、ウィルスに感染した2日後に息を引き取るべス・エムホフ(グゥイネス・パルトロウ)の夫を熱演

マット・デイモン、マリオン・コティヤール、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットなど、いずれもアカデミー賞常連の豪華キャストが出演、監督はエンターテインメント大作『オーシャンズ13』(07)から、アカデミー賞監督賞受賞の社会派サスペンス『トラフィック』(01)まで、幅広いジャンルを手がけるスティーブン・ソダーバーグだ。

公開直前に行われたMovie Walker独占試写会では、本作関するアンケートを実施した。評価点は平均84点と思った以上に高く、「リアルで現実味のあるストーリー」(30歳・女性)、「いつ起こってもおかしくない話だからこそリアルで面白かった」(50歳・男性)、「感染を色々な視点から描いているけど、うまくつなげられるのはさすがソダーバーグ」(35歳・男性)、「豪華なキャストが次々にスクリーンに出てくるなんてすごい!」(26歳・女性)など、称賛の声が多く集まった。

また、ウィルスよりも早く恐怖の方が広がり、人々が次第にパニックになり、無秩序な行動を起こしていく様子に対しては、「こういう状況でこそ人間の黒い部分が出る」(25歳・男性)、「人間の言動の信用性はかなり低い」(26歳・女性)、「人間性が問われるところ」(49歳・女性)、「改めて冷静になることが大切だと考えさせられた」(31歳・女性)、「ウィルスもそうだけど、一番怖いのは我先に、という人間たちですね。感染と同じくらい怖かった」(45歳・女性)など、パニックに陥った人間の素性で考えさせられたことも多かったようだ。

劇中では、政府やWHO(世界保健機構)が謎のウィルスのワクチンや感染の原因を24時間体制で調査している中、ジュード・ロウ演じるフリーのジャーナリストがブログに書いた噂がTwitterやfacebookで拡散し、大衆のパニックをより大きくしてしまう現代らしいシーンも映し出されている。

本作は、もし未知で、しかも感染スピードが異常に速い恐ろしい病気が無限に拡散した場合、個人的、国家的、そして地球規模で何が起こりうるか?という疑問を投げかけている。自分が同じような状況になったら、いったいどういう行動を取るだろうか? 是非とも劇場に足を運び、じっくり考えながら見てもらいたい。【Movie Walker】

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