韓国の爪楊枝は両方使える? 使ったあとは食べることもできる!

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韓国の飲食店には日本同様に爪楊枝が置かれている。使い方は日本と同じで、歯に挟まった物を細い部分で取るのだが、実は韓国の爪楊枝は形が少し違うのだ。実は韓国の爪楊枝は両方とも使うことができるように尖っている。
いわゆる2回分使えるのだ。

しかも爪楊枝が両方尖っているだけでなく、かじって食べることもできるのだ。デンプンでできており、歯をいじった後は噛んで食べるのだという。日本人からしたら少し汚く感じるが、韓国では常識なのだという。

もちろんデンプンなので水に浸けると溶けてしまう。つまりゴミになりにくい爪楊枝というわけ。韓国の飲食店はこの爪楊枝が義務づけられており、この爪楊枝を使わないと出店できない。ではなぜここまでこのデンプン爪楊枝に拘るのか。それは韓国では残飯が残った際に家畜のエサにするのだが、その中に通常の爪楊枝が混ざっていると危険なため、デンプンでできた爪楊枝を作ったということだ。

今では食べることもできる爪楊枝となっているが、元々は家畜の安全面を考えてのことだった。皆さんも韓国の飲食店に行った際に食べてみてはどうだろうか。

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。