元日本代表DFの米山篤志が現役引退を発表

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 栃木は8日、昨季までクラブに在籍していた元日本代表DF米山篤志の現役引退を発表した。

 U−17日本代表として、元日本代表MFの中田英寿氏らとともに1993年U−17ワールドカップでベスト8に進出した経験を持つ米山は、1998年に駒澤大からV川崎(現東京V)に加入。クレバーな守備と高精度のロングキックを操り、DFやボランチとして活躍した。2000年2月には日本代表としてアジアカップ予選・ブルネイ戦に出場している。

 2006年に川崎へ移籍すると、名古屋を経て2009年に地元・栃木に加入。昨季終了後に契約満了となり退団となっていた。

 米山はクラブのリリースを通して、以下のようにコメントしている。

「次のステップに進むべき時が来たと感じたので引退を決意しました。プロ選手として地元でプレーできたことは非常に嬉しかったし、名誉なことでした。これまで栃木SCというクラブをプロの舞台にまで上げていただいた、関係者・スタッフ・選手全ての方々に、尊敬の念と感謝の気持ちでいっぱいです。これからは、プレーヤーとして見てもらう立場ではなくなりますが、サッカーに携わることで更に自分を磨き、サッカー界の発展に貢献していきたいと思います」

[写真]=山口剛生

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