ヒステリックグラマーで3.11以降の荒木経惟、新作写真展

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 「HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)」が11月5日、渋谷店で写真家 荒木経惟(あらき のぶよし)氏の個展「SHAMANATSU 2011」をスタートした。荒木氏単独の展覧会が「HYSTERIC GLAMOUR」店舗で行われるのは今回が初。これを記念して初日にはレセプションパーティーが開催され、多くの人で賑わう中、荒木氏も会場に駆けつけた。

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 新作写真展「SHAMANATSU 2011」では、2011年震災後の夏を「特別な夏」と捉えた荒木経惟が、今夏に6x7モノクロフィルムで撮影した日常生活や街中のスナップなどに加えて、「日本人ノ顔」や「人妻エロス」、「緊縛」など荒木氏のライフワークとも言えるシリーズの写真を自ら真っ二つに破った、新しい形の作品を展示。震災だけではなく、今夏に唯一の親友を亡くしたという荒木氏の様々な"想い"を落とし込んだ個展となっている。

 レセプションパーティーに訪れた荒木氏は、会場に入ってすぐに「かっこいいね!」と第一声を発し、訪れた人々に3.11以降の想いや作品についてを話した。同展が「HYSTERIC GLAMOUR」が運営しているギャラリー「RAT HOLE GALLERY」ではなく渋谷店での開催となったことについて担当者は、「写真展開始日が11月5日とFNOの開催日だったことや、震災後という意味合いの強い作品展だったので、荒木氏と話して様々な人々に見てもらえる機会の多い店舗で行うことに決めました」とコメント。個展「SHAMANATSU 2011」に合わせて、店舗では会場には展示できなかった作品を収めた全248ページに及ぶ新作写真集「写真夏2011」も発売された。写真展の会期は12月11日まで。

■「SHAMANATSU 2011」
会期:11月5日〜12月11日
場所:HYSTERIC GLAMOUR 渋谷店

■写真集 荒木経惟『写真夏2011』(限定700部)
248ページ、240mm x 300mm
6,300円(税込)
発行:RAT HOLE GALLERY