【連載】Interian Color――秋の気配となりました(社)日本パーソナルカラリスト協会 渡部尚子氏

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今年の10月は季節はずれの夏日になったり、前日に比べ10度以上の温度差があったりと、落ち着かない日々でしたが、紅葉情報も聞かれるようになり、そろそろ本格的な秋の様子です。さて、季節を感じる身近なものとしては、自然や食べ物などがあります。秋といえば、サンマ、松茸、栗などでしょうか。最近では農業技術が発達していて、いつでもいろいろなものを食べることができるのはとてもありがたいのですが、野菜や果物の味覚では季節を感じにくくなっているのは、少し寂しい気もします。

パーソナルカラーでは、自分が生まれながらに持つ肌、髪、唇などの色を4つのカテゴリーに分類します。それには、ブライトスプリング、パステルサマー、ディープオータム、ブリリアントウインターと、四季の名前がついています。これは4つの分類としてはなじみのある季節の名前をつけた、という説もありますが、それぞれが似合う色のグループがその季節を象徴している、ということが大きいようです。
パーソナルシーズンカラーが「ディープオータム」の人は、山を赤や黄に染める紅葉の色、深い森の緑や木の実の色など、自然界にあふれる豊かで落ち着いた深みのある色が似合います。暖かみのある黄や赤、深みのある緑や茶を大人っぽく着こなすことができ、ディープオータムの人の知的で洗練された雰囲気によく合います。シックに、ときにはゴージャスに、またあるときはスポーティに、ナチュラルに、とシーンに合わせて装うと、その魅力が一層引き立ちます。
インテリアにおいても「ディープオータム」の暖かみのある色を使ってコーディネートすると、ときにはゴージャスなイメージを演出することができます。オーソドックスで伝統的なスタイルのインテリアで、マホガニーのような濃いブラウンの床材や家具、金糸が織り込まれた重厚感のあるファブリック、ゴールドやアンティークゴールドの金属部分のある照明や家具などを、「ディープオータム」の色とうまく調和させると、しっとりとした秋のイメージとともに、華やかさが感じられます。
ゴージャス感のある部屋で、今年は『読書の秋』、いかがですか?