職場で信頼される人が実践する「気がきく」仕事術

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 「気がきくね」と人から言われたら誰もがうれしいと思うだろう。気をつかえる人は、会社で信頼され、誰からも好かれといいことばかり。しかし、「気をつかう」というのは仕事のマニュアルにあるわけでもないし、誰かに教わるものでもない。

 どうしたら気のつかえる人になれるのか。
 本書『この人と一緒に働きたいと思わせる仕事術』(能町光香/著、ポプラ社/刊)は、「気がきく」人のコミュニケーション術を学ぶことができる。著者の能町光香氏が、ティファニーをはじめとした10年間の会社員時代の実体験を交えて、時間の使い方や円滑なコミュニケーション、モチベーションの高め方などを紹介する。「気をきかせる」「気をつかうこと」が仕事をする上で重要である秘書の仕事をしていた能町氏の言葉はとても説得力がある。

 その場面や人によって、どういうことをすると気がきくと思うのかは異なるため、つい尻込みしがちだ。しかし、正解がないからこそ、まずはやってみることが大切なのだと能町氏は言う。同氏の経験からも「これはやらなくていいよ」というケースはほとんどなかったそうだ。そして「気がきく」仕事を継続していると、いつの間にかコミュニケーションで最も大切な「信頼」を得られるようになる。そして自分の影響力が次第に強くなっていき、新しい仕事が自分にまわってくる。自分の世界を広げるチャンスとなるのだ。

 しかし、気をつかうと言っても気をつけなければいけないこともある。相手のことを考えて、仕事がうまく進むためにとる行動は感謝されるが、そこに個人的な打算が見えた瞬間、「気がきく仕事」は「おせっかい」に変貌してしまう。「仕事」は「仕事」で返すのが賢明だ。むやみに信頼を欲しがったり、上司の気をひこうとするのは禁物である。

 本書を読んで能町氏のような人になれるのかと思うかもしれないが、そんな心配は不要。すでに与えられている環境に対して感謝の気持ちを持つこと。身近な人に対して自分のできる範囲で小さなことからはじめることが大切なのだ。そのためには、自分から心を開いてまわりの人に働きかけることであると能町氏は語る。
 自分にできることを一つ一つやることが、気がきく社員への第一歩となるはずだ。
(新刊JP編集部)



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