スージーバブル来日、海外ブロガーが語る東京ファッション

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 2011年10月開催の「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO(メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京)」に、海外から2組のファッションブロガーが招聘された。"スージー・バブル"ことSUSIE LAU(スージー・ラウ)と、兄弟ユニットDanny Roberts(ダニー・ロバーツ)とDavid Roberts(デイビッド・ロバーツ)の2組。東京に滞在し、トータルで数十ブランドの最新コレクションを視察した感想と、ブログの魅力について聞いた。

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 ブログ「STYLE BUBBLE(スタイル バブル)」を主宰するスージー・ラウはロンドン在住。ブログの開設から5年目にして1日当たり3万5千アクセスを誇る人気ブロガーだ。今回、日本ファッション・ウィーク(JFW)推進機構から招かれて2度目の来日を果たし、初めて東京コレクションに参加した。ファッション誌のオンラインエディターとしても活躍しているスージーは、日本のデザイナーについて「型にはまらず、シグネチャースタイルを追求しているところが面白い。各デザイナー独自のコンセプトを持ったコレクションは、グローバルトレンドとは違った流れ」という特徴を上げた。特に印象深かったブランドは、「ユニークで独特な世界観の Jenny Fax(ジェニー・ファックス)」とスージー。日本のテキスタイルや技術は世界中で定評があることを踏まえて、「日本のファッションは"カワイイ"を超えて進化している。」と評した。

 一方、ダニーとデイビッドの兄弟ブロガーはLA在住。写真やアートなどの分野で活動しながら、ブログ「Igor +Andre (イゴア+アンドレ)」を主宰している。印象に残った東京ブランドは、兄のダニーが「fur fur(ファーファー)」、弟のデイビッドは「Johan Ku(ヨハン クー)」と回答。いずれもコンセプチュアルな演出を評価した。東京のほか、世界のファッションの傾向について、「トレンド=オールド・ファッションだ」とダニー。トレンドにこだわらず、よりパーソナルで自由な表現の時代が訪れていることを言及した。「どこでも情報を得られて誰でも発信が出来る今、テクノロジーがファッションを変えているのを感じる。」(ダニー)

 独特なファッションセンスが注目を浴びているスージーが、インタビュー当日に着用していたロングスカートは「ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)」。特定のブランドにこだわらないミックススタイルが人気を集めているが、自他共に認めるファッショニスタであると同時に、13歳からWEBデザインの知識を習得してきたという "デジタル女子" だという。「I'm GEEK!(私はオタクなの)」とスージー。近年のブロガーの流行について、「自分自身が見て感じたことをそのまま発信することが出来るところがブログの魅力。ここに真のジャーナリズムがあると思う。一時の流行ではなく、新聞や雑誌と同じ地位でファッションを発信するメディアのひとつとして確立していくべき」と指摘した。2組それぞれのブログ「STYLE BUBBLE」と「Igor +Andre」では、滞在中に印象に残ったショーやプレゼンテーションの模様が写真とともに綴られ、世界中に発信されている。

■STYLE BUBBLE:http://stylebubble.typepad.com/

■Igor +Andre:http://igorandandre.blogspot.com/