あなたのスマホ、セキュリティは大丈夫?

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 最近みんな持ち始めたことだし、そろそろ携帯からスマートフォンに切り替えよう、と考えている人は多いのではないだろうか。
 日経BPコンサルティングが2011年6月に調査を行った「携帯電話・スマートフォン“個人利用”実態調査2011」によると、スマートフォンを1台だけ所有している人は12.7%で、携帯電話と併用して1台ずつ所有する、いわゆる「2台持ちユーザー」まで含めると17.8%にのぼった。そして、国内の実態に合うように市場規模を補正して算出したスマートフォンの国内普及率は9.5%となり、前年の5%から約2倍となった。

 スマートフォンの魅力は、やはりWebへのアクセスの手軽さと豊富なアプリだろう。
 Androidアプリは、現在では25万件近くあると言われ、1日に400アプリが増えているという話もある。その携帯流通マネーの市場規模は2兆4000億円にのぼるようだ。
 今や携帯電話は、単なる電話やメールをする端末から、webへの高い汎用性が求められている。

 だからこそ、気に留めておきたい点がある。
 ITライターの宮島理氏は『あなたのスマートフォンが狙われている!』(アスキー・メディアワークス/刊)で、Webとの親和性の高さに伴う、コンピューターウィルスやIT犯罪などの可能性に警鐘を鳴らしている。
 例えば、自宅のパソコンにセキュリティソフトを入れている人は多いだろう。しかし、あなたのスマートフォンにはセキュリティソフトが入っているだろうか? 元々、ある程度のセキュリティは掛けられているようだが、改めてセキュリティの設定を確認している人は多くない。
だが、スマートフォンを狙ったウィルスやIT犯罪はすでに多数存在する。
悪質なものになると正規のアプリを装って個人情報を抽出してしまうものや、GPS機能に侵入して居場所を特定してしまうもの。メールの文面をそっくり手中に収めてしまうものまであるというから驚きだ。
 特にスマートフォン普及率が高い学生や20代の若者は危機管理に疎い人も多いだろう。手軽さの裏には、個々人の油断が潜むものだ。面倒臭がらず最低限の防御策を講じておくのも、スマートフォンの活用には欠かせないことなのかもしれない。
(ライター/石橋遊)



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