総務省が発表した労働力調査(速報)によると、9月の完全失業率(季節調整値)は前月から0.2ポイン低下して4.1%。2カ月連続で改善した。一方、厚生労働省が発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は前月から0.01ポイント上昇の0.67倍で、4カ月連続の改善となった。

 新規求人倍率(季節調整値)は1.11倍で前月を0.06ポイント上回った。正社員有効求人倍率は0.42倍で前年同月を0.09ポイント上回った。有効求人(季節調整値)は前月に比べて0.5%増、有効求職者(同)は0.5%減。

 新規求人(原数値)は前年同月比12.5%増。産業別に見ると、建設業(27.0%増)、サービス業(15.7%増)、医療,福祉(14.9%増)などで増加となった。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)で最も高いのは福井県の1.09倍、最も低いのは沖縄県の0.27倍。

 男性の完全失業率は4.4%、女性は3.6%となった。

 完全失業者数は前年同月比65万人減の275万人。完全失業者のうち「勤め先都合」は同30万人減の76万人、「自己都合」は同18万人減の93万人。

 就業者数は前年同月比33万人減の6276万人で3カ月連続の減少。産業別に前年同月と比べると、医療,福祉(25万人増)、教育,学習支援業(20万人増)などが増加。

 一方、宿泊業,飲食サービス業(21万人減)、製造業(19万人減)、運輸業,郵便業(17万人減)などが減少。サービス業の就業者446万人のうち、96万人が職業紹介・労働者派遣業の就業者で前年同月に比べて1万人の減少。

 労働力調査(速報)は、前月まで東北地方太平洋沖地震の影響で集計から除かれていた、岩手県、宮城県、福島県を含む全国結果の公表を再開した。

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