韓国の国会議員がミスって伊藤博文に供花 「安重根義士の義挙記念日なのに!」と非難殺到

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韓国のハンナラ党に所属する洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員が、26日にソウルで行われた「安重根義士義挙記念式」に、葬式やお悔やみの場に使用する供花を間違って贈っていたことが判明し、韓国で大きな物議をかもしている。

安重根(1879-1910)は朝鮮の独立運動家で、1909年10月26日にハルビンで日本の初代内閣総理大臣、伊藤博文を暗殺した人物。なので26日は安重根が計画していた伊藤博文の暗殺を実行した日であり、伊藤博文が死亡した日である。

韓国人の立場からすれば、安重根の義挙記念式にはお祝いの花を届けなければならないのだが、ホン議員が贈ったのは葬儀用の白い菊の花束。当然のことながら、韓国では非難が殺到した。

記念式に出席した僧侶は、韓国メディアに「10月26日は安重根義士が(伊藤博文暗殺という)大事件を起こした日で、伊藤博文の命日にあたる」と説明。「ホン代表は伊藤博文の死を悼んだのだろうか?」と話し、おそらく「義挙」(※韓国語読み:ウィゴ)と「逝去」(ソゴ)を錯覚したのだろうと推測した。

現在、韓国のインターネット上は、「狂ったのか?」「親日だったってこと?これはないだろう」「うわ、なんかこっちが恥ずかしくなる」など、ホン議員を非難するコメントで溢れ返っている。
<2010年10月12日サッカー日韓戦に登場した安重根の垂れ幕(写真下)>
日本ではテロリストなどと呼ばれている安重根だが、韓国人にとっては日本の植民地支配から祖国を守ろうとした英雄である。今でも愛国心を奮い立たせるアイコンとしてよく用いられており、サッカー日韓戦が行われる時には韓国側のスタンドにその姿が登場したりする。それだけに、ホン議員のミスは、韓国ではかなりの重大問題と見られているようだ。

今回の問題について、ホン議員は「記念式の主催者側から花輪を贈ってほしいと言われたので花屋に花輪を注文したのだが、花屋が間違って葬儀用の花輪を贈ってしまった」と説明している。

※画像:ハンギョレ/経済トゥデイより引用

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。