株式会社スクエア・エニックスは、2011年10月27日にPSPソフト『ファイナルファンタジー 零式』を発売。それを記念して同日早朝6時半より、東京・SHIBUYA TSUTAYAにおいて発売カウントダウンイベントを開催した。

『ファイナルファンタジー 零式』とは人気RPG『ファイナルファンタジー』シリーズの最新作で、『ファイナルファンタジー XIII』の設定を基にした作品群「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」の一つ。同プロジェクトの他作品と神話を共有しつつも、戦記物としての世界観やマルチプレイを特徴とするロールプレイングゲームである。
武器や特技が異なる複数の主人公を操作するバトルには『ファイナルファンタジー』シリーズおなじみの魔法や召喚獣なども登場し、キャラクターの使い分けやアビリティなどを駆使して戦略性の高い爽快なアクションを楽しむことができる。

物語の舞台は東方国家群「オリエンス」。そこでは4つの国のクリスタルをめぐる衝突が起きている。「世界に災厄が訪れた時に、“アギト”と呼ばれる救世主が現れる」という伝承を信じている人々は救世主アギトの出現を望んでおり、主人公たちが属する国家「朱雀領ルブルム」では、魔導院と呼ばれる組織の中で多くのアギト候補生が日々鍛錬を積んでいる。そこに突然の隣国「ミリテス皇国」による侵入があり、主人公の若者たちが戦線に投入するところから物語が始まる。

発売カウントダウンイベントの挨拶を務めたのは、株式会社スクエア・エニックス代表の和田洋一氏。
和田氏は早朝から並んでいた大勢のプレイヤーにお礼の言葉を述べた上で、「今回の開発は比較的順調であり、これを起点に新しい流れを作っていければ」と意気込みを語った。さらにディレクターの田畑端氏からは、「『ファイナルファンタジー』は、遊んだみなさんの思い出に残らなければいけないゲームであり、本作もそうであると自負している。じっくりゲームを味わっていただき、今後のゲーム作りのためにもフィードバックをもらいたい」と本作にかける自信を見せた。

スペシャルゲストとして南海キャンディーズの山里亮太、山崎静代、そして声優の梶裕貴(エース役)、神谷浩史(マキナ役)、白石涼子(レム役)、花澤 香菜(デュース役)が登場。
「どのような思いを込めて演じたか?」という質問に対し、神谷は「死生観が我々とは違った世界であり、その中でもマキナは変わった感情を持っている。一つのセリフに対して何テイクも録ったのでその辺りを感じとってもらいたい」。
白石は「レムはマキナに守られているキャラクターなので、守られるようなかわいらしい女の子っぽさを意識した」とコメント。

注目して欲しい点として、梶は「エースがテーマ曲を口ずさむシーンがあるかもしれないので、ご期待いただければ」。
花澤は「デュースは笛で戦うので、どうやって戦うのかを楽しみにして欲しい」とそれぞれ笑顔で答えた。
『ファイナルファンタジー 零式』の主題歌を担当したBUMP OF CHICKENからの応援メッセージが上映された後は、「アテレコCM甲子園キャンペーン」の紹介へ。
「アテレコCM甲子園」とは、本作の公式サイトで9月まで行われていた、キャラクターのセリフを考え、テキストで投稿するというもの。様々な作品が上映され、最優秀作品賞に選ばれたものはテレビコマーシャルとしてオンエアされるとのことである。投稿作品のコミカルなキャラクターたちのやり取りに花澤は「ちょっと演じてみたかったかも」と大はしゃぎ。また、最優秀作品を見たしずちゃんは、「ちょうど私も同じことを考えてました」としれっと発言。すかさず山里から「人のアイデアをパクるんじゃないよ」と突っ込みが入り、客席から爆笑が巻き起こった。
会場が温まったところで発売時間の7時に差し掛かり、1分前からカウントダウンコールがスタート。最後は「3、2、1、零式!」とコールをして、会場全体で発売を祝った。そして一人目の購入者が壇上に招かれての記念セレモニー。昨日の朝から並んだという購入者は、出演者たちに囲まれて、とびきりの笑顔で報道陣からのフラッシュをうけていた。

イベント終了後には南海キャンディーズへの囲み取材も行われ、山里は「青春時代を捧げてきたゲームなので、この晴れの舞台に立てて嬉しいです」と喜びを語った。
また、ボクシングでロンドンオリンピックを目指しているしずちゃんは、「ロンドンに向かう移動中などに遊んでみたいと思います」とオリンピックにかけた発言をして報道陣を沸かせていた。

■関連サイト
『ファイナルファンタジー 零式』公式サイト

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